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第3回2012.11.13更新

医療ソーシャルワーク論

自分自身を見つめ直すことが医療ソーシャルワーカーの第1歩

私が高校生のときに、祖父が難病にかかって病院に入院し、たくさんのこころの痛みを抱えました。その後大学に入り、患者さんや家族の心に寄りそう医療ソーシャルワーカーの存在を知り、自分もそんな人になりたいと思い、医療ソーシャルワーカーとして働くことを目指しています。この授業では、医療ソーシャルワーカーとして欠かせない相談援助に必要な知識・技術はもちろんのこと、いろいろな問いかけを通して、私たち学生に自分自身を見つめ直す機会を与えてくれます。

内藤 友美

医療福祉学部 医療福祉学科 4年生

担当の吉川先生は人としてとても尊敬できる先生です

授業を担当している吉川先生は、相手のことを第一に考えて、時には優しく時には真剣に接してくださる人です。だからたとえどんなに忙しい時でも、時間をとってくださり学生一人ひとりと同じように向き合ってくださいます。時々冗談を言って人を笑わせたり、実は甘党だったりとお茶目なところもあって、親しみを持てるところもたくさんあります。そんなところも含めて、先生として専門職としてはもちろん、人としても尊敬しています。これからも先生から懲りずにたくさんの事を学び身につけたい、そんな魅力を感じる先生です。

私たち学生を優しく導いてくださる吉川先生

授業で学んだことを活かせる自分に

授業中に先生がされる問いかけは、それがヒントになって、自分なりに考えて答えを出すという、とてもシンプルですが大切なことを教えてくれます。また事例紹介などを通じて、患者や周りのご家族の気持ちを知るためには、表面だけでなく、裏側にある気持ちも考えて汲み取る、多面的なものの捉え方をすることが大切だということも、この授業で学ぶことができました。人は病気になることで、いろいろなこころの痛みを抱えます。その人をサポートして、少しでも元の状態の生活に近づくことができるようにお手伝いさせていただくのが、医療ソーシャルワーカーの役割だと思っています。そのために、授業で学んだ相談援助に必要な知識・技術をしっかりと活かしていくとともに、その人の気持ちに寄り添わせていただくことで、限られた時間を幸せに過ごせるようサポートできる、そんな医療ソーシャルワーカーを目指しています。

目指す医療ソーシャルワーカーに一直線

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