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リハビリテーション支援学科- 実習・施設紹介 -
学内実習施設・機材
適合実習室
広く平らな床、壁一面の大きな鏡が設置してある適合実習室では、実際の切断者をおよびして学生が製作した義足などの試歩行を行います。歩きやすい義足への調整を通して義肢の適合技術を学びます。更に、この実習室内にはスロープや階段など実際の生活場面での動作を観察することが出来るため、より実践的な経験を積むことが可能です。また、シャワールームや畳間のあるモデル控え室も完備しており、来校頂く切断者の方々への快適性と安全性が配慮されています。
修正実習室
手や足の石膏モデルを削ったり、盛り足したりする専用の実習室です。石膏は、水との化学反応により固まります。そのため、この実習室の作業机は、防錆対応のステンレス製です。入口の床には石膏掃いの特殊加工がされているため、汚れを実習室外に出さない設備になっています。
縫製実習室
義肢や装具を身体へ装着する際にベルトを用います。ベルトを縫うための工業用ミシンが設置されている実習室です。ミシンは、精密な設定が必要なため他の機械とは隔離した専用の実習室を設けました。ベルトは、義肢や装具の完成度を左右する仕上げの作業なので汚さず、丁寧に縫製する技術を学びます。
成形実習室
欧州水準の最新機器はすべてオランダ製です。赤外線オーブン(3台)、靴製作用の成形機(3台)が設置されているため、効率よくプラスチックの成形を行うことが出来ます。従来の電気オーブンは、炉内温度を上げることで材料を軟化させていました。そのため、ドアの開閉などで一定の温度に保つことが困難でした。しかし、赤外線オーブンは炉内にある材料自体の温度をセンサーにて管理しているため、ドアの開け閉めに関係なく均一な熱加工が可能となりました。更に、消費電力も従来の3分の1で省エネ設計です。
機械実習室
切削加工を行う実習室です。この実習室のレイアウトには効率性と安全性が考慮されています。授業における作業工程を踏まえ機械を設置することで実習室への往来が少なくなり効率的に作業を行うことが出来ます。また、機械の間隔や人の移動経路を考慮した配置にしているため安全に作業することが出来ます。更に、最も頻繁に使用するカービングマシーン(ドイツ製)には集塵機能があり、削った粉塵を吸い込んでくれるため、実習室も汚れにくく製作者への配慮もされています。
製作実習室
加工された材料を組み立てる実習室です。作業机には材料を固定するための万力が学生に1台ずつ用意されています。また、天井から排気ダクトが配置されており、各作業机で接着剤などを使用した際に発生する有害な空気を除去することが出来ます。
学外実習先
両専攻とも1年次で「見学実習」、2年次以降に義肢装具学専攻は「臨床実習」、リハビリテーション工学専攻は「臨地実習」を行います。次のような 医療施設、福祉施設、福祉機器設計・製造・販売企業での実習を予定しています。
・障害者支援施設ときわ台ホーム(東広島市)
・広島県立障害者リハビリテーションセンター(東広島市)
・介護老人福祉施設くにくさ苑(広島市安芸区)
・有限会社であい工房(廿日市市)
・NPO法人ソレイユ(東広島市)
・アトム株式会社(竹原市)
・有限会社ハッピーおがわ(呉市)
最終更新日:2013年6月13日