人体の構造と機能について骨、筋、神経、内臓系などの標本や模型を使いながら、理解を深めます。

人体の呼吸・循環・感覚及び神経や筋機能について動物を使った実験や人体を観察する事によって具体的に学びます。

正常な人間の種々の運動を分析し、臨床における異常な運動を解析する基礎知識を学びます。

将来、臨床現場で活躍していくために、自分の目指す職種のイメージを確立していきます。また、さまざまな障害を持つ幅広い年齢層の人々と早期に触れ合い、対象者への理解を深めていきます。

大学で学んだ検査法を実際の臨床の場で用いて対象者の評価を行い、問題点を抽出する能力を養います。

評価から引き出された課題に基づいて目標設定およびプログラム立案を行い、治療学で学んだリハビリテーション技術を実施する力を養います。

実習Iでは人の運動機能の基礎情報となる姿勢アライメント評価、身体計測、関節可動域、筋力を客観的に測定する技術を、実習IIでは高齢者の運動機能評価、高次脳機能評価、障害者の日常生活機能評価など治療計画の基本となる評価技術を修得します。

物理療法機器の種類と操作を実際の機器を用いて理解し、それぞれの治療効果を科学的に確認する技術を修得します。

運動や姿勢が影響を及ぼす呼吸、消化器、循環器系機能に関する機能評価を実習により修得します。

筋力改善、関節可動域改善、痛みの軽減など、最新の知識に基づき治療技術を修得します。

中枢神経系障害による小児の姿勢、運動異常に対する運動療法について臨床での応用が可能となる技術を修得します。

実習Iでは主として脳血管障害後遺症に対する運動療法の技術を、実習IIでは主として神経難病、脊髄損傷に対する運動療法の技術を修得し、臨床での応用が可能となる能力を養います。

障害児・者が質の高い生活をしていくための技術を修得します。そのために車いすやつえ、補助具などの使用方法を修得します。

臨床における異常な運動の観察と科学的な運動解析技術を修得し、治療効果を客観的に提示できる能力を修得します。

オリンピック帯同経験を踏まえ、アスレティックリハビリテーションの基本的な概念、治療計画の立て方、検査および治療法など修得します。

精神機能（行動機能、意欲、社会性機能など）の評価および障害評や、臨床心理検査や精神医学的検査、神経心理学的検査、言語機能検査などの知識や技術を学びます。

反射検査をはじめとした神経学的検査や感覚検査などの神経系の検査、パーキンソン病など神経内科系疾患の疾患特有の検査方法などを学びます。

対象者が生活していく上で重要なセルフケア（食事、排泄、着替え、入浴、整容など）や家事などに対する課題を解決するための支援方法論を学びます。

回想療法や音楽療法といった認知症に対する薬以外の方法を用いた改善方法や、対象者を取り巻く環境や人間関係による影響の改善方法、地域における認知症予防の方法について学びます。

脳卒中や頭部傷害等の脳の損傷で起こる、身体のマヒ以外の脳機能の不全状態（うまく道具が使えない、状況をうまく把握できないなど）いわゆる「周りからは見えない障がい」の理解とその改善方法、生活支援方法について学びます。

心身の問題を抱える人々が暮らしやすい住環境とはどのようなものか、その評価の仕方や具体的住宅改修方法、バリアフリーや住宅改修等に関する制度等を修得します。

心身の機能が回復後、あるいは心身の問題を抱えつつ仕事を持ち働くために必要な支援方法や各種制度、就労能力評価法、就労能力向上の方法などを修得します。

言語聴覚療法の基礎となる聴覚及び音声医学の基礎を学び，言語聴覚障害についての理解を深めます。

発音や声の障害について症状，障害の起こる機序，原因疾患などについて学び，評価と指導方針の立案と具体的な指導方法を学びます。

飲みこみの障害（嚥下障害）について評価し，障害の改善に有効な飲み込みやすい嚥下食の調整や食事の介助方法などについて学びます。

学習障害や発達障害について学び，そのような障害を持つ小児に対する言語聴覚士の立場からの支援について学びます。

失語症や高次脳機能障害について障害の評価から障害に対する対処方法までを学びます。

聴覚障害の類型や聴力検査の実施方法，補聴器のフィッティングなどについて学びます。