広島国際大学 健康科学部

FM東広島（89.7MHz）で、広島国際大学が送るラジオ番組「広国PARK」。

心理学科の学生が取材を通して番組を制作し、

隔週木曜日19時から25分間お送りする録音放送の番組となっております。

学生がラジオ番組の制作に関わることで、

地域への情報発信によるコミュニケーション能力の向上を目指すとともに、

自分たちが学ぶ地域への関心を持つ機会の提供、

そして、東広島市に根ざした大学として地域への貢献を目指しています。

5月11日は、心理学科の3年生1名、2年生1名で放送しました。

放送トピックは、

「東広島の黎明展」と「コレクション展第Ⅰ期」

についてです。

東広島市　教育委員会文化科　石垣様と東広島市立美術館　学芸員　大山様にインタビューをしてきました。

「東広島の黎明展」では、東広島にまつわる出土品などが展示され、現在の東広島の起源に迫ることが出来ます。

「コレクション展」では、東広島市に縁のある方々の絵画、版画などの作品や、備前焼の展示などが楽しめます。

今回の取材では、お話を伺うだけでなく、実際の展示品まで拝見させていただくという貴重な経験をさせていただきました。

自分の土地の歴史なんて考えたこともなかったですが、実際の展示品を見せていただいて、この土地で積み重ねられてきた歴史があるから今の僕たちの生活があるんだということを意識するようになりました。

また、備前焼に使われている土の質感が強く印象に残っており、写真で見るだけでは分からない、繊細な部分なども見ることが出来、実際に見てみないと味わえない感覚もありました。

これらのイベントは、東広島市立美術館で6月25日まで開催されています。

興味のある方はぜひ足をお運びください！

最後に、今回一緒に放送を担当した、倉田先輩に感想を述べてもらいました。

心理学科3年　倉田夏光さん（くらちゃん）

今回のインタビューでは、実際の展示を見ながら解説を聞くことが出来て、とても貴重な経験になったと思います。私は趣味で美術館を良く訪れるのですが、普段の鑑賞と比べて、地元の歴史と展示物の結びつきや、絵画の作者様の人物像などを知ることが出来た今回の鑑賞は、心に生まれるものにずっと厚みがありました。知識があることで増える楽しさを実感しました。

改めて、この放送回のことは貴重な体験になったと思います。ありがとうございました！

今回は２人のみでのラジオ放送回となりました。

ディレクターを担当させていただくのはこれが二回目で、分からない事もありましたが、頼れる先輩のサポートもあり、何とかやり遂げることが出来ました。

今年は新入生がたくさん加入してくれたので、先輩として、しっかりとした姿を見せなければ…。頑張ります！！！

「コレクション展第Ⅰ期」の展示の様子