心理学科

研究活動スポットライト

研究活動スポットライトでは、心理学科の教員が取り組んでいる研究活動などを紹介します。

大学は、教育機関であることはもちろん、研究機関でもあります。
教員が取り組む研究の一部に、学生が共に取り組む場合もあります。研究力の高さは、質の高い教育を支える大切な役割を持っています。

研究活動

場所の記憶~オキーフ氏のノーベル医学生理学賞受賞を受けて~

人のコミュニケーションや認知能力との関わりについて、心理実験を通した検証を行っています。

大藤 弘典(おおとう ひろのり)講師

認知心理学者としても著名なジョン・オキーフ氏のノーベル医学生理学賞受賞に喜び

2014年10月6日にノーベル医学生理学賞の発表が行われ、受賞者の一人にジョン・オキーフ氏が選ばれました。オキーフ氏の専門は神経生理学ですが、大藤弘典(おおとうひろのり)講師の研究分野である認知心理学においても非常に著名な方で、大藤講師は受賞のニュースを聞いたとき、とても驚くと同時に喜ばしい気持ちになったそうです。

オキーフ氏は、脳内の海馬と呼ばれる部位にある場所細胞を発見した研究者として有名です。場所細胞は、自分が特定の場所にいるときにのみ発火する細胞で、場所を憶える働きに関わると考えられています。

私たちの生活に欠かせない場所の記憶

場所の記憶は、私たちの生活に欠かせない能力の一つです。実際、駐車場に停車した車の位置や、行きたいお店の場所を忘れてしまい困った経験がある方は少なくないでしょう。これらの場所の記憶は、私たちにとって、心の地図(認知地図)といえます。

場所の記憶がどのくらい優れているかを知る術として、地図を描かせてみるのは一つの有効なやり方です。以前、大藤講師は自身の授業中に、広島国際大学東広島キャンパスから西条駅(最寄り駅)までの道のりを学生に描いてもらったことがあります。下の二つはその中でも非常に良く描けているものと、そうでないものの極端な例です。駅までは10km以上離れていますので、全ての道を憶えて描くのは不可能なのですが、それでもAさんの地図では、駅に行くための曲がり角とそれを特定する目印がもれなく描かれています。一方のBさんの地図では、重要な目印がすっぽり抜け落ち、わずかな道と建物名だけしか描かれていません。

広島国際大学東広島キャンパスから西条駅までの道のりを描いた地図(左がAさん、右がBさん)

自分の記憶力を見つめ直してみる

このように、人の記憶力には個人差があります。場所を憶えるのが苦手な人は、目的地に向かう途中で道に迷う危険も増えるでしょう。ですが、そのような苦手意識をもった人でも憶え方を工夫することで、迷う危険を減らすことができると、大藤講師は言います。たとえば、自分が道を曲がる場所を優先的に憶える、迷いやすいと感じた場所では、一度立ち止まって周りを見渡す、といったことです。新垣氏(1998)が行った実験によると、道に迷う人が描いた地図では、交差点がない場所にあるものを多く憶えて描くという傾向が見られました。また、交差点を特定するものが別の交差点と混乱している、あるいは曲がり方だけを記憶して、交差点を特定するものがないという特徴も見られました。一方、道に迷わない人は、交差点を特定するものを的確に憶える傾向がありました。道に迷わない人は、単純に記憶力が良いばかりではなく、移動に必要な情報を見つけて憶える工夫をしているようです。

備えあれば憂いなし。場所を憶えるのが苦手な人は、まずはそれを自覚することが大切かもしれませんね。

【引用文献】

認知科学 Vol.5 p108~121「なぜ人は道に迷うのか?: 一度訪れた目的地に再度訪れる場面での認知プロセスの特徴」 (新垣紀子氏、1998年12月)

―会話分析により、自分を知り、他者を知る―

人間関係の形成におけることばの役割に興味を持ち、
会話分析の本場、イギリスで学んだ経験を活かしています。

鈴木 佳奈(すずき かな)准教授

会話分析の研究 きっかけは小学生時代の体験

私たちは日常の営みの中で、何気なく他者と会話をしています。しかし、選ぶ言葉一つで、相手を傷つけたり、誤解を与えたりした経験が、皆さんにもありませんか?何気ないと思っている会話の一つひとつが、実は一定の秩序の下に進められていて、その秩序を会話のやり取りから見い出すのが、鈴木准教授が専門にする会話分析です。

そもそも鈴木准教授が言葉に関心を持つようになったのは、小学生時代のある体験がきっかけでした。同じ県内でありながら、まったく方言の異なる場所に引っ越すことになった鈴木准教授。周囲と全く違う方言で話す彼女は、転校先のクラスメイトからずいぶんからかわれたと言います。「自分は何も変わっていないのに、周りの反応はなぜこんなに違うのだろう。」抱いた疑問は、純粋な興味となって彼女のこころに残り、今、会話分析を研究するにいたっています。

無意識のパターンから己を知る

会話分析とは、録音した会話を基にして、やり取りの中で生じた誤解や聞き間違いが、どのように表れてどのように解決されていくのか、サンプルを集めて傾向を研究するものです。特に注視するのが言葉や振る舞いで、無数の会話に生じる傾向を導き出すことで、ひとが行う無意識のパターンを解明していきます。これはひいては、自分自身を知ることにもつながるのだと、鈴木准教授は言います。

こうした会話分析の手法を、学生への教育に還元しようと、授業にコミュニケーションゲームを取り入れています。数名で編成したチームに特定のテーマを与え、例えば、肯定する役割、否定する役割、中立の役割、といったように、あらかじめメンバーで役割分担をしておきます。そうして設定した役割を各々が全うしながら、テーマを解決に導く、といったもので、それぞれの役割から生じた言葉や振る舞いが、解決までのプロセスにどのような影響を及ぼしたか、傾向を探り、己を知ります。

研究のフィールドは学外にも

鈴木准教授の会話分析に関する研究は、学内に止まりません。小・中・高等学校の生徒を対象とした、コミュニケーション実習では、学生がプレゼンテーションを行うほか、コーディネーター役となり、ディベートを行っています。ディベートで生じるやり取りが、論理的であるのか、論旨にズレはないか、言葉や振る舞いに注視する会話分析の手法を用いて、解明していきたいと、鈴木准教授は考えています。

会話分析で言葉や振る舞いに注視することは、己を知るだけでなく、他者を知るための第一歩にもなります。鈴木准教授の会話分析が、学生の質の高いコミュニケーションに繋がることを期待しています。

学生が小学生の前でプレゼン。

各々がテーマを設定し、臨みます。

睡眠改善学のスペシャリストとして広く社会に貢献

睡眠改善研究に重点をおき、睡眠を切り口にした鬱、認知症予防などの地域活動や睡眠改善
インストラクター、睡眠健康指導士の養成に従事。地域や学校で睡眠改善技術を指導し、
睡眠健康教室や学校での睡眠授業を展開しています。

田中 秀樹(たなか ひでき)教授

広島県が推進する事業に大学として唯一採択

田中秀樹(たなかひでき)教授は、睡眠改善研究に重点を置き、全国各地の講演会やセミナーで睡眠に関する講演を行うほか、小・中・高等学校で睡眠授業を実施するなど、睡眠改善学を社会に広め、地域に貢献しています。

その研究内容が認められ、平成26年度、株式会社モルテンと共同で進める研究テーマが「広島県医療・福祉課題解決に向けたデバイス開発パイロット事業」に採択されました。

この事業は、広島県が掲げている「ひろしま産業新成長戦略ビジョン」に基づき、企業・機関や自治体などが一か所に集中して、一緒に医療産業の発展を目指す、医療関連産業クラスターの形成を後押しするものです。具体的には、大学や研究機関の技術と医療機関等のニーズを有効に組み合わせた、医学と工学の融合、つまり医工連携による新しい共同研究開発プロジェクトを広島県が委託するものです。

採択されたテーマは、「医療・福祉施設における入院患者の睡眠改善支援用具の開発」です。今後、不眠の多い入院患者を対象に、安眠を支援する用具の開発・実用化を進め、これまでになかった用具として、入院患者の早期回復、看護師の負担軽減に貢献します。

なお、平成26年度、本制度は県内で2件しか採択されておらず、また、大学機関が参画し、採択されたのは本テーマのみです。

一般の皆さまから小・中・高校生まで、幅広く睡眠改善学を啓蒙しています。

文部科学省のプロジェクトにも参加

田中教授の取り組みは、広島県内に留まりません。

2014年8月、文部科学省が発足させた、中高生の睡眠習慣を中心とした生活習慣の問題や普及啓発のあり方を検討する、「中高生を中心とした子供の生活習慣が心身へ与える影響等に関する検討委員会」では、特に睡眠習慣に関する科学的知見の情報収集や具体的な整理を行う「中高生を中心とした子供の睡眠習慣に関する科学的知見の整理分科会」のメンバーに選出され、睡眠授業の事例発表などを通して、メンバーと共に検討を進めています。

後進の育成にも注力

自身の研究活動のかたわら、後進の育成にも励んでいます。睡眠改善指導者(睡眠改善インストラクター)の育成です。睡眠改善指導者の認定制度は、日本人の多くが睡眠に不満を感じており、さまざまな快眠技術や睡眠改善策の提案が社会的急務となっていることを背景に、一般社団法人日本睡眠改善協議会が設けた制度です。

今後、この制度を一層推進するために、2012年9月より、指定大学において所定の単位を修得した学生に睡眠改善指導者認定試験の受験資格を付与し、認定試験に合格した者に睡眠改善指導者(大学認定睡眠改善インストラクター)の資格を授与する認定事業を実施することとなり、広島国際大学は認定校の一つとなりました。

田中教授は本学の担当教員として、学生に教育・指導を行うとともに、認定試験の運営にも携わっています。

【関連リンク】

「平成26年度医療・福祉課題解決に向けたデバイス開発パイロット事業公募に係る採択案件のお知らせ」(広島県ホームページ)

「中高生を中心とした子供の生活習慣が心身へ与える影響等に関する検討委員会」(文部科学省ホームページ)

「睡眠改善指導者大学認定が2012年9月より開始されました」(一般社団法人日本睡眠改善協議会ホームページ)

動物の心を通して人間の心を考える。

全国でも授業としてはあまり開講されていない「動物心理学」を担当・研究しています。
私たち人間の心は、動物の心と比較することで見えてきます。

菱村 豊(ひしむらゆたか)教授

動物に心はあるのか

イヌやネコを飼っている人は、動物にも心があることを疑ったりはしないでしょう。しかし、彼らの生活や好みは、ヒトのそれとは大きく異なります。彼らの心はヒトの心と全く同じものであるとは考えられません。あるいは、イヌやネコ(私たちと同じ哺乳類)ではなく、金魚(私たちと同じ脊椎動物)にも心はあると思いますか。昆虫(脊椎動物ではないが脳を持つ)はどうでしょう。

動物(生物)たちに心はあるのか。あるとすればどのような心なのか。ヒトの心と何が同じで何が違うのか。動物とヒトは、それぞれの心にどのような影響を及ぼしあうのか。それらを調べるのが動物心理学という学問です。動物たちの様々な心の姿と比較することで、ヒトの心の特殊性やヒトが過去の生物から引き継いできた心の特徴が初めてわかります。ただし、自分の思いを言葉で伝えてくれない動物たちの心を明らかにするためには、様々な工夫と慎重な態度が必要です。動物心理学では、その方法論を100年以上の歳月をかけて積み上げてきました。

ネズミのコミュニケーションを調べる

社会的な動物と言われるヒトの心を理解するためには、比較する動物も一匹の時ではなく、仲間たちがいる時にどのようなふるまいをするのかを調べることが重要な問題となります。私は主にネズミ(ラットやマウス)同士の「匂い」を用いた情報伝達や危険な餌を避けることの社会的学習について調べてきました。

現在はネズミの超音波コミュニケーションについて研究しています。ヒトの耳には聞こえないネズミ同士の鳴き声を、図に示すような特殊な装置で測定し、目に見える形に変換します。ある行動をしているときにどのような鳴き声を出しているのかを調べ、ネズミの会話の意味を特定しようとしています。また、ネズミ同士の会話を調べるだけでなく、ヒトとネズミとの超音波コミュニケーションの可能性についても研究中です。ドリトル先生のように、私たち人間がネズミの言葉を使ってネズミと会話ができるようになったら面白いと思いませんか。

広島国際大学で動物心理学を学ぶ

動物心理学の研究は、手間と時間とお金がかかります。そのため、かつて心理学の最重要テーマだった動物心理学を現在でも教えている大学は、日本全国でもあまり多くありません。しかし、最近の進化論的研究やアニマルセラピー研究によって、動物心理学という分野はとても刺激的な進展が見られ、再び脚光を浴びています。そのような動物心理学の醍醐味を、広島国際大学心理学科の3年次に開講される「動物心理学」の授業で伝えていけたらと思っています。

社会心理学で安心した子育て環境を実現する

「人と人とのつながり」を扱う社会心理学を専門に研究しています。

西村 太志(にしむら たかし)准教授

対人関係を科学する「社会心理学」

皆さんも一度は、対人関係に悩んで立ち止まった経験があるのではないでしょうか?人は誰もが社会、つまり「人と人とのつながり」の中で生きています。私たちはそのつながりの中で、他者をさまざまな形で認知し、立ち振る舞います。人と人がつながる場面もさまざまで、個人を取り巻く環境によって、その人の感情や行動、生活は大きく左右されるのです。

こうした社会の中での多様な対人関係を科学的に解明するのが、西村准教授が専門に研究している社会心理学(社会行動科学)。人の行動のメカニズムをあらゆる点から分析することで、社会をよりよくしていこうという学問です。

子育ては社会全体で考えるべき課題

社会心理学が扱う課題は多岐に渡りますが、西村准教授が特に注目しているのは、子育てに関することです。子育ては、当事者である親子だけではなく、社会全体の問題と捉えて考えるべきだと、西村准教授は言います。

例えば、行政がさまざまなサービスを用意していても、利用者側はどんなサービスがあって、何を利用していいか分からない、という場合があります。そんな時、家族や地域の方など、身近な人たちと気軽に情報交換できる関係が構築されていれば、子育てを安心して行うことができるのです。親子を取り巻く行政の支援・サービスに加え、地域や人々とのつながりが上手く連動して初めて、子育て環境は成立すると言えます。

子育てしやすい社会環境の実現を目指して

西村准教授は研究の一環で、親の対人関係が子育てに及ぼす影響を検討するため、全国規模のインターネット調査を実施しています。一方で、地域の子育て支援団体と協力して、地域をフィールドにした調査活動にも力を注いでいます。広島県三原市本郷地区では、地域で子育て支援に関わっている人が行う情報提供が、子育てをしている人たちにどのように評価されているのかについてアンケート調査を行いました。その結果、一人の子どもを持つ親の場合、子育て支援者からの情報提供をきっかけに、地域の人々との交流に対する期待が高まることが示されました。こうしたフィールドワークには、社会心理学を学ぶ学生たちも同行し、地域の方々と一緒に子育て支援の在り方を考えたり、子育て支援に取り組んだりしています。

今後は、いまや子育てにおいて欠かせない「ママ友」にスポットを当て、子育ての時期により変化する「ママ友」の関係性やその特徴、「ママ友」関係が夫婦関係や地域における対人関係にどのような影響を及ぼしているのかなどについて、研究を進めていく予定です。

西村准教授は、「社会心理学の見地から子育ての課題にアプローチし、子育てしやすい社会環境の実現につなげたい。」と話しています。

三原市本郷地区の皆さんと協力して制作した、子育て防災マップ。

地域の子育て支援者の方とゼミ学生たちが、研究成果を確認。

【参考文献】

●『コミュニティの社会心理学』(加藤潤三・石盛真徳・岡本卓也編、2013年12月、ナカニシヤ出版)  p.127~148「子育てとコミュニティ」(西村太志著) ●『現代社会と応用心理学2 クローズアップ恋愛』(大坊郁夫・谷口泰富編、2013年9月、福村出版)  p.165~172「親と子育て/家族」(西村太志著)

子どもの睡眠時間が健康に及ぼす影響を研究

赤ちゃんとお母さんの眠りや寝かしつけ方を調査し、赤ちゃんもお母さんもゆっくり休めるようにするにはどうしたら良いかを検討しています。

羽山 順子(はやま じゅんこ)講師

夜泣きは予防できる。お母さんの育児負担を減らしたい。

5歳以下の小児が眠りに就く際の条件やしつけが不適切なことにより、引き起こされる寝渋り、夜泣きのような睡眠問題は、小児の行動性不眠症と呼ばれており、この行動性不眠症は、母子の睡眠やメンタルにも大きな影響を及ぼしています。 小児の睡眠問題に関して行動科学の視点から研究を続けているのが、羽山順子講師です。 「子どもの寝つきにくさや夜泣きのような睡眠問題は育児の悩みでよく挙がることですが、上手な対応の仕方については、まだ十分に知られていないようです。」と羽山講師は語ります。

日本の子どもたちの睡眠

日本の小児は欧米と比べ、夜の就寝時刻が遅いとの報告があります。平成12年度に実施されたある調査結果によると、22時以降に就寝している3歳児の割合は、57.1%で、就寝時刻の遅れによる睡眠不足は、発達への悪影響が懸念され、多動や情緒不安定との関連も報告されています。

一方、寝かしつけの方法は、添い寝が乳児期から多く見られます。 「夜間覚醒や寝つきにくさの報告は、添い寝をされている赤ちゃんにより多く見られます。お母さんは赤ちゃんが眠りやすいように添い寝をしてあげるのでしょうが、逆効果かもしれないのです。」と羽山講師。

心身を健やかにする睡眠とは

就寝時間の遅れは、共働きによる生活習慣の変化との相関も見られており、ワークライフバランスの考え方の浸透とその実現は、日本全体で考えても大きな問題です。

「日本における養育行動と睡眠問題の関連性をさらに明らかにすることで、親の心理的抵抗が少なくできる方法を明らかにしていきたい。」と話してくれる羽山講師の研究は、子どもの育て方に一つの変革をもたらす活動であるといえます。

教員研究活動

教員は、それぞれの専門分野での研究を外部に向けて発信することで、心理学の知見を社会に還元しています。
ここでは、過去に発表された教員の研究活動の一部を紹介します。

2019年度 教員の主な業績一覧

書籍

岩田 昇 (2017). 第3章 職業性ストレスの測定と評価. “第5巻 産業保健心理学”,保健と健康の心理学 標準テキスト, pp. 31-48, ナカニシヤ出版: 京都.

岡田大爾 (2018). 空間認識能力の育成をめざす天文分野の学習指導. 186p. 風間書房: 東京.

田中秀樹 (2017):17章 睡眠と覚醒の評価法,.睡眠の評価法, 改訂 生理心理学と精神生理学 第Ⅱ巻 応用, 鈴木直人, 片山 順一編, pp.175-181, 北大路書房: 京都.

鶴田一郎 (2018). ロジャーズ「カウンセラーの三条件」のキリスト教的側面.大学教育出版: 岡山.

鶴田一郎 (2018). 1992年の「精神薄弱」用語問題─伊藤隆二教授の教育思想をめぐって─.大学教育出版: 岡山.

 

学術論文(査読有)

Horibe T, Itokawa Y, Uchida T, et. al. (2018). Enumeration Algorithms for All Characteristic Paths and Subtrees from Structurally Compressed Tree-Structured Data, IAENG International Journal of Computer Science 45(1), 206-218.

堀口和子・岩田 昇・小林澄子・鈴木千枝 (2017). 独居高齢者の在宅エンド・オブ・ライフに影響する要因-独居高齢者の意思・別居家族の意向と心構え-. 日本在宅ケア学会誌 21: 36-43.

時田征人・島津明人・藤原武男・高橋正也・岩田 昇・渡井いずみ・島田恭子・川上憲人 (2017). 子どもの情緒・行動問題およびワーク・ライフ・バランスと共働き夫婦の精神的健康・主観的幸福感との関連:TWIN Study II データによる横断的検討. 新情報 104: 20-29.

Oto H (2017). The difference in cognitive processing between route and survey descriptions used by visuo- spatial working memory. Spatial Cognition X. 105-117.

Shudo Y and Yamamoto T. (2017). the Relationship between Quality of Life and Behavioral Activation Using the Japanese Behavioral Activation for Depression Scale-Short Form. PLoS ONE, 12, e0185221

首藤祐介・山本竜也・疋田一起・植木伽奈・坂井 誠 (2018). 行動活性化と回避が抑うつに与える影響の短期縦断的検討. 認知療法研究 11, 64-71.

Tamura N and Tanaka H (2017). Effects of sleep management with self-help treatment for the Japanese elderly with chronic insomnia: A quasi-experimental study. Journal of Behavioral Medicine 40: 659-668.

嵩原広宙・田中秀樹・岩城達也 (2018). 入眠時心像を用いた入眠過程における感情効果に関する心理生理学的研究. 感性工学. J-stage早期公開日2018.2.09

相馬敏彦・西村太志・高垣小夏 (2017). 攻撃的な人が不味い飲み物を与えるとき――挑発的行為と制御資源による影響. パーソナリティ研究. 26(1), 23-37.

Miyazaki R, Yamamoto M and Harada K (2017). Line-Based Planar Structure Extraction from a Point Cloud with an Anisotropic Distribution. International Journal of Automation Technology 11: 657-665.

 

学術論文(査読なし)

糸川裕子 (2018). 新入生が大学に抱く魅力に関する要因. 広島国際大学心理学部紀要 5, 1-7.

岡田大爾・松本信吾・山内宗治・竹田敏彦・小川 潔 (2017). 幼児・小学生の道徳性発達に関する研究-動物飼育の効果を中心として-. 広島国際大学教育論叢9, 57-61.

小野寺孝義菱村 豊 (2017). 協同学習に関する比較研究-LTD学習とジグソー学習-. 広島国際大学心理学部紀要5, 9-17.

鹿嶌達哉 (2017). 思春期における悪との接触に対する青年期のとらえなおし. 発達的モラルレジリエンスの提案 広島国際大学心理学部紀要 5, 55-65.

甲田純生 (2017). 統覚の『統一』とは何か. 広島国際大学心理学部紀要 5, pp19-26.

鈴木佳奈久次弘子甲田純生 (2017). 大学生と中高校生との連携ディベート授業の実践と課題. 広島国際大学心理学部紀要5, 35-46.

鶴田一郎 (2017). 教育心理学の視点から「アスペルガー症候群」を考える.広島国際大学心理科学部教職教室教育論叢 9, pp105-114

鶴田一郎 (2017). 自閉症スペクトラムにおける「共通の支援ポイント」について.広島国際大学心理科学部教職教室教育論叢 9, pp147-154

菱村 豊 (2017). ストレス刺激呈示時のマウスの核心温と体表面温度の変化 広島国際大学心理学部紀要 5, 27-33.

村上智章 (2017). 公教育の原理および理念に関する一考察. 広島国際大学教職教室教育論叢 9, pp207-222.

村上智章 (2017). 教育制度をめぐる諸課題についての一考察. 広島国際大学教職教室教育論叢 9, pp235-246.

村上智章 (2017). 公教育制度を構成する教育関連法規の十全な理解のために. 広島国際大学教職教室教育論叢 9, pp179-191.

吉村朋代 (2017). ローマ法の信託遺贈による相続法改革. 信託研究奨励金論集 38, pp-pp.

吉村朋代 (2017). 足立公志朗「フランスにおける信託的補充指定の歴史的考察(1)(2)(3)(4)(5・完)」神戸学院法学 433号、441号、442号、451号、461. 法制史研究 67.(印刷中)

 

学会発表

堀部智也・糸川裕子・内田智之 (2017) 構造圧縮された木構造データからの頻出部分木枚挙アルゴリズム. 人工知能学会全国大会第31.

岩田 昇(2017). 保護者の調査協力に関連する要因の探索:協力謝礼は回収率を上げるのか?. 第64回日本学校保健学会.

大藤弘典 (2017). 相手との親密度が対人間の空間距離知覚に及ぼす影響. 日本心理学会第81回大会.

大藤弘典 (2017). 親密度と知覚される 2 者間の空間距離の関係. Society for Tokyo 8th young psychologists.

Onishi G, Kochi A, Arao H, Yorifuji S, Hasegawa A and Shoji T (2017). Examination of Musical Effects on Gaze Patterns in Portrait Drawing”. The 12th International Conference on Innovative Computing, Information and Control (ICICIC2017), 6, on CD-ROM.

大西 厳・河内綾香・荒生弘史・浅野裕俊 (2017). 計測による集中力・やる気の可視化・数値化についての検討. 19回日本感性工学会大会.

大西 厳・河内綾香・依藤 周・長谷川輝・正司 強 (2017). 視線情報を用いた音楽テンポが似顔絵描画に及ぼす影響の評価. 30 回バイオメディカル・ファジィ・システム学会年次大会.

大西 厳・河内綾香・荒生弘史・浅野裕俊 (2017). 注視線計測による集中力・やる気の可視化・数値化についての検討. 19回日本感性工学会大会.

岡田大爾 (2017). MRT高得点者とMRT低得点者のペアリングによる学習効果. 日本図学会秋季大会.

小野寺孝義 (2017).「心理学研究」の研究(1). 81回日本心理学会大会.

鹿嶌達哉 (2017). 思春期における悪との接触に対する青年のとらえ直し 発達的モラルレジリエンスモデルの提案(2):仲間関係における両義性と悪の文脈形成. 日本発達心理学会第29回大会.

鹿嶌達哉 (2017). 思春期の問題行動に対する大学生のとらえ直し(2)不登校に対する見方の変化 日本教育心理学会第59回大会.

鹿嶌達哉 (2017). 思春期の問題行動に対する青年期のとらえ直し(3)-「学校に行きたくない」体験に対する親と教師の関わり方について-. 日本心理学会第81回大会.

田中恒彦・別司ちさと・首藤祐介・太田滋春・杉山雅彦 (2017). 専門行動療法士への道(行動療法士企画シンポジウム)日本認知・行動療法学会第43回大会(話題提供).

Suzuki K, Oshima K, Nishimura T and Tano S. (2017). Does a mother ‘cut in’ on father-child interaction? The 15th International Pragmatics Conference (Belfast).

鈴木佳奈 (2017). 分析ツールとしての『成員カテゴリー化装置(MCD)』を再検討する.エスノメソドロジー・会話分析研究会2017年度秋の研究大会.

鈴木佳奈 (2018). 行動観察から見る夫婦の『コペアレンティング』.(ラウンドテーブル「夫婦のコペアレンティングを考える」 日本発達心理学会第29回大会. (話題提供)

Cherry D (2018). Playing with Cuisenaire Rods. CamTESOL Conference the 14th.

Cherry D (2017). Pronunciation Charts. 全国語学教育学会(JALT) 沖縄支部

Cherry D (2017). Incorporating Pronunciation into Your Classes. 全国語学教育学会第6 (JALT) Other Language Educators 分科会.

Nishimura T, Furutani K, SomaT and Naganuma T (2017). What factors affect the use of one’s spouse as a “social surrogate” before and during pregnancy? Poster presented at 12th biennial conference of the Asian Association of Social Psychology (AASP 2017).

西村太志・長沼貴美・古谷嘉一郎・相馬敏彦・片桐咲恵 (2017). 妊婦の対人関係に関する検討(1)-夫婦関係満足度と社会的代理人としての夫の利用が妻のネットワークサイズに及ぼす影響-. 日本社会心理学会第57回大会.

橋本 学 (2017). 南京国民政府下「高等教育問題」の構造的考察―「國立北平大學」小史の検証を軸に. アジア教育史学会2017年度第26回大会.

羽山順子・津田 彰・伏島あゆみ・田中芳幸・岡村尚昌・永田勝太郎・山本哲郎 (2017). 全人的健康が良好である勤労者の心理社会的特性と健康行動. 日本心理学会第81回大会.

菱村 豊 (2017). マウスの社会的接触場面における体温変化. 日本基礎心理学会第36回大会.

宮﨑龍二・山本 真 (2018). 高密度移動計測データを用いた道路モデル生成 (5) -道路区画線に基づいた道路中心線の生成-. 2018年度精密工学会春季大会.

宮﨑龍二・越智 徹・出木原裕順・尾崎拓郎 (2017). 社会人のためのAI教育フレームワークの検討 ~深層学習フレームワークを使用したAI講習会の試み~. 情報処理学会 コンピュータと教育研究会 143回研究発表会.

出木原裕順・越智 徹・宮﨑龍二・尾崎拓郎 (2017). 社会人のためのIoT教育フレームワークの検討~閉域LTE回線を使用したIoT講習会の試み~. 情報処理学会 コンピュータと教育研究会 142回研究発表会.

山内加奈子・小林敏生・加藤匡宏・斉藤 功 (2017). 地域高齢者の主観的健康感に及ぼすJST版活動能力指標と老研式活動能力指標の比較. 76回日本公衆衛生学会.

山内加奈子・斉藤 功 (2018). 健康関連QOLの夫婦間相関に関する研究.第28回日本疫学会.

山内加奈子・小林敏生 (2017). 中高齢者におけるSF-8の全体健康感に影響する他のQOL下位項目. 30回日本健康心理学会.

Yoshimura T (2017). ‘res extra dotem‘ made by a mother – Pap. D.39,5,31,1 -. 71st Sesion of Societé Internationale Fernand De Visscher pour I’Histoire des Droits de l’Antiquité (SIHDA) Bologna – Ravenna 2017

吉村朋代 (2018). bona maternaとparaphernaPap. 12 resp. D.39,5,31,1を中心に. 日本ローマ法研究会第1回大会.

 

その他(一部抜粋)

伊藤啓介ペアレントトレーニング研修会

・江田島教育委員会主催(9-10月 計6回実施)

・広島市の親の会(9-11月 計9回実施)

・広島市教育委員会主催(2月 計6回実施)

甲田純生:書評

・「新しい分かり方」(佐藤雅彦, 中央公論新社)

・「新哲学対話」(飯田隆, 筑摩書房)

・「ロボットからの倫理学入門」(久木田水生ほか, 名古屋大学出版会)

正司強作品発表

・「CONTROL」第102回二科展 (国立新美術館) (2017.9)

・「Liar」春季二科展2017 (東京都美術館) (2017.4)

・「CONTROL」第62回広島二科展 (広島県立美術館) (2018.1)

・「Liar」「疑心」「目は口ほどにモノを言うのか」第45回広島彫刻会展(広島県立美術館) (2017.9)

原田雅嗣CD

・シューベルト:三つのピアノ曲 D・946 幻想曲D・940の美術,デザインを担当 カメラ―タ・トウキョウ

 

ほか,学術論文(査読有)24編,学術論文(査読なし)17編,発表31

 

過去の実績(2016年度)こちら

過去の実績(2015年度)こちら

外部研究費採択状況紹介(国からの研究補助金など)

教員は,国や外部団体から研究補助金を受けて,先進的で独創的な研究に取り組みます。これらは第三者の審査の元に決定されるため,教員の研究力の高さの指標でもあります。

心理学部・心理科学部教員の科学研究費採択課題一覧(2019/5現在)

科学研究費助成事業(通称:科研費)は、人文・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする「競争的研究資金」であり、ピア・レビューによる審査を経て、独創的・先駆的な研究に対する助成を行うものです。
本学部教員は,以下の研究に代表者として関わり,各分野での新たな知見の獲得に寄与しています。また,得られた研究の成果を学部教育にも反映させています。
なお,以下のリストには研究分担者としての参加は含まれていません。

研究代表者氏名 課題名 KAKEN(URL)
大西 厳 若者の社会貢献意欲の育成を目的としたやる気・意欲の可視化および評価 詳細はこちら
清水 健司 アクセプタンス対処が強迫症状を低減させるプロセスの解明と介入効果の検討 詳細はこちら
首藤 祐介 well-being向上を目的とした行動活性化プログラムの開発 詳細はこちら
鈴木 佳奈 絵本の読み聞かせに見る父親の育児参加の意識と実際 詳細はこちら
菱村 豊 非侵襲的測定技術を用いた実験動物の情動テストバッテリーの開発 詳細はこちら
山内 加奈子 要介護認定からみた地域高齢者の健康を促進する心理・社会的要因 詳細はこちら
吉村 朋代 共助社会を支える財産管理論の法史学的再考―家族‐類似関係構築のストラテジー 詳細はこちら

心理学部紀要紹介

心理学科では、年に一度、研究活動等についてまとめた雑誌(紀要)を刊行しています。リンク先より自由に閲覧が可能です。

創刊号

勤労者におけるコーピングパターンおよびコーピングの選択理由とストレス反応の関連著者 : 森本 浩志 Morimoto Hiroshi
掲載雑誌名 : 広島国際大学心理科学部紀要
巻 : 1
号 : 1(創刊号)
出版年月日 : 2014-3-1
リンク(外部):http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1215520150331132853

幼児図式における眼の特徴表現と可愛らしさ知覚著者 : 岩城 達也 Iwaki Tatsuya 宮崎 龍二 Miyazaki Ryuji
掲載雑誌名 : 広島国際大学心理科学部紀要
巻 : 1
号 : 1(創刊号)
出版年月日 : 2014-3-1
リンク(外部):http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1215620150331133007

Racial/ethnic comparisons of the psychometric properties of the BIS/BAS scales among young adults in the U.S. and Japan著者 : 岩田 昇 Iwata Noboru
掲載雑誌名 : 広島国際大学心理科学部紀要
巻 : 1
号 : 1(創刊号)
出版年月日 : 2014-03-01
リンク(外部):http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1215720150331132920

熟慮マインドセット状態における自己評価動機の顕現化と参照他者の選択に関する研究 -自尊心を調整変数とした検討-著者 : 西村 太志 Nishimura Takashi 浦 光博 Ura Mitsuhiro
巻 : 1
号 : 1(創刊号)
出版年月日 : 2014-3-1
リンク(外部):http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1215820150331133035

災害と人間を考える -作家・辺見庸氏の場合-著者 : 鶴田 一郎 Tsuruta Ichiro
巻 : 1
号 : 1(創刊号)
出版年月日 : 2014-03-01
リンク(外部):http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1215920150331133058

Was bedeutet ?Sein”?著者 : 甲田 純生 Kouda Sumio
巻 : 1
号 : 1(創刊号)
出版年月日 : 2014-03-01
リンク(外部):http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1216020150331133130

メディア実践を通じた学びに関する一考察 『広国PARK』の取り組みから著者 : 川上 隆史 Kawakami Takashi 久次 弘子 Hisatsugu Hiroko 西村 太志 Nishimura Takashi
巻 : 1
号 : 1(創刊号)
出版年月日 : 2014-03-01
リンク(外部):http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1216120150331133154

夢分析のディアレクティーク著者 : 甲田 純生 Kouda Sumio
巻 : 1
号 : 1(創刊号)
出版年月日 : 2014-03-01
リンク(外部):http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1216220150331133217

第2巻

認知症患者の家族介護者の役割間葛藤の記述的検討著者 : 森本 浩志 Morimoto Hiroshi 古田 伸夫 Furuta Nobuo 河野 光慧 Kono Mizue 壁谷 真由美 Kabeya Mayumi
巻 : 2
号 : 1
出版年月日 : 2015-3-1
リンク(外部):http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1218820150331130345

幼児図式誇張によるかわいいデフォルメ似顔絵画像生成の一手法著者 : 宮﨑 龍二 Miyazaki Ryuji 岩城 達也 Iwaki Tatsuya 牧 亮太 Maki Ryota
巻 : 2
号 : 1
出版年月日 : 2015-3-1
リンク(外部):http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1219320150528160127

直観の形式はなぜ純粋直観なのか著者 : 甲田 純生 Koda Sumio
巻 : 2
号 : 1
出版年月日 : 2015-3-1
リンク(外部):http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1218920150331131317

三谷隆正の遺著『幸福論』を読む ─処女作『信仰の論理』との対照を中心に(第5回)─著者 : 鶴田 一郎 Tsuruta Ichiro
巻 : 2
号 : 1
出版年月日 : 2015-3-1
リンク(外部):http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1219020150331132024

「広国PARK」の活動と社会人基礎力向上への試み著者 : 西村 太志 Nishimura Takashi
掲載雑誌名 : 広島国際大学心理科学部紀要
巻 : 2
号 : 1
出版年月日 : 2015-3-1
リンク(外部):http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1219120150331132638

青年の親に対する認知の重要性 : 青年期の親子関係研究及び親準備教育の観点から著者 : 大島 聖美 Oshima Kiyomi
掲載雑誌名 : 広島国際大学心理科学部紀要
巻 : 2
号 : 1
出版年月日 : 2015-3-1
リンク(外部):http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1219220150406100820

第3巻

日常環境における経路学習と視空間ワーキングメモリ著者 : 大藤 弘典 OTO Hironori
出版年月日 : 2016-3-1
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1227620160705191522

A.FreudとM.Kleinの「子ども」と「遊び」著者 : 田中 秀紀 Tanaka Hideki
出版年月日 : 2016-3-1
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1227020160705143340

グローバル人材育成論の教育思想の探求ー3種類の分析概念による検討を通じてー著者 : 角谷 昌則 Kakutani Masanori
出版年月日 : 2016-3-1
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1227120160705153139

マウスにおける外的刺激による味覚嫌悪条件づけの減弱著者 : 菱村 豊 HISHIMURA Yutaka
出版年月日 : 2016-3-1
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1227220160705175059

共感性と骨髄提供想定相手との関係性が援助行動に及ぼす影響著者 : 永井 菖乃 NAGAI Ayano 西村 太志 NISHIMURA Takashi
出版年月日 : 2016-3-1
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1227320160705181805

三谷隆正の遺著『幸福論』を読む -処女作『信仰の論理』との対照を中心にー著者 : 鶴田 一郎 TSURUTA Ichiro
出版年月日 : 2016-3-1
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1227420160705182600

心理教育をメタ認知の視点から再考する -認知行動療法を学び実践するためにー著者 : 渡辺 克徳 WATANABE Katsunori
出版年月日 : 2016-3-1
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1227520160705185813

目の見えない人はいかにして空間を構成するのか著者 : 甲田 純生 KODA Sumio
出版年月日 : 2016-3-1
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1227720160705192626

夫婦関係の子どもの養育:夫婦間のコペアレンティングに向けて著者 : 大島 聖美 OSHIMA Kiyomi
出版年月日 : 2016-3-1
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1227820160706132110

本学部学生の就職活動によるソーシャルスキルの向上と自己成長感との関連著者 : 中嶋 みどり NAKAJIMA Midori
出版年月日 : 2016-3-1
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/detail/1227920160706132821

第4巻

熟達者による絵本読み聞かせ体験中の大学生の反応と感情状態,子育て意識の関連性著者 :西村 太志 NISHIMURA Takashi, 中川 千晴 NAKAGAWA Chiharu, 松村 綾乃 MATSUMURA Ayano, 村上 招子 MURAKAMI Syoko
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12318
出版年月日 : 2017年3月14日

中学生の合唱コンクールへの取り組みが集団同一視と自己肯定感に与える影響 河本 肇 KAWAMOTO Hajime
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12317
出版年月日 : 2017年3月14日

認知症高齢者の家族介護者の役割間葛藤-介護者および被介護者の属性と関連- 著者 : 森本 浩志 MORIMOTO Hiroshi, 古田 伸夫 FURUTA Nobuo, 河野 光慧 KONO Mizue, 壁谷 眞由美 KABEYA Mayumi
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12316
出版年月日 : 2017年3月14日

災害と人間を考える-医師・山浦玄嗣氏の場合- 著者 : 鶴田 一郎 TSURUTA Ichiro
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12315
出版年月日 : 2017年3月14日

A Study of Longitudinal Effectiveness in Cooperative Learning in Japan著者 : 小野寺 孝義 ONODERA Takayoshi 菱村 豊 HISHIMURA Yutaka
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12314
出版年月日 : 2017年3月14日

青年から見た父親及び母親の好ましい姿-KJ法による構造化を通して- 著者 : 大島 聖美 OSHIMA Kiyomi
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12313
出版年月日 : 2017年3月14日

Dimensionality of the Composite International Diagnostic Interview-Substance Abuse Module Symptoms 著者 : 岩田 昇 IWATA Noboru Eric F. WAGNER Donald A. LLOYD R. Jay TURNER
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12312
出版年月日 : 2017年3月14日

第5巻

心理学部紀要2017第5巻http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12395
出版年月日 : 2018年3月1日

新入生が大学に抱く魅力に関する要因の研究著者:糸川 裕子 ITOKAWA Yuko
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12387
出版年月日 : 2018年3月1日

協同学習に関する比較研究 -LTD学習とジグソー学習-著者:小野寺 孝義 ONODERA Takayoshi 菱村 豊 HISHIMURA Yutaka
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12388
出版年月日 : 2018年3月1日

統覚の「統一」とは何か著者:甲田 純生 KODA Sumio
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12396
出版年月日 : 2018年3月1日

ストレス刺激呈示時のマウスの核心温と体表面温度の変化著者:菱村 豊 HISHIMURA Yutaka
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12391
出版年月日 : 2018年3月1日

大学生と中高校生との連携ディベート授業の実践と課題災害と人間を考える著者:鈴木 佳奈 SUZUKI Kana 久次 弘子 HISATSUGU Hiroko 甲田 純生 KODA Sumio
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12392
出版年月日 : 2018年3月1日

冤罪被害者の心理 ─厚生労働省・村木厚子元局長の場合─著者:鶴田 一郎 TSURUTA Ichiro
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12393
出版年月日 : 2018年3月1日

「発達的モラルレジリエンス」モデルの提案 -思春期における悪との接触に対する青年期のとらえ直し-著者:鹿嶌 達哉 KASHIMA Tatsuya
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12394
出版年月日 : 2018年3月1日

第6巻

心理学部紀要2018第6巻http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12429
出版年月日 : 2019年3月1日

新入生が大学に期待する事項に関する分析著者:糸川 裕子 ITOKAWA Yuko
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12423
出版年月日 : 2019年3月1日

効果的なIR活動について-データを無駄にしないために-著者:小野寺 孝義 ONODERA Takayoshi
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12428
出版年月日 : 2019年3月1日

『純粋理性批判』におけるア・プリオリの意味著者:甲田 純生 KODA Sumio
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12426
出版年月日 : 2019年3月1日

中長距離走におけるレース終盤の粘りと単純課題成績の関係著者:大藤 弘典 OTO Hironori
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12424
出版年月日 : 2019年3月1日

Relationship between subjective job stress and factors related to job stressin female workers at geriatric health services facilities in Hiroshima and Ehime prefecture著者:YAMAUCHI Kanako KATO Tadahiro KOBAYASHI Toshio
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12427
出版年月日 : 2019年3月1日

思春期の問題行動に対する大学生のとらえ直し(6)~思春期と青年期における親(母)との体験の異同~著者:鹿嶌 達哉 KASHIMA Tatsuya
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12425
出版年月日 : 2019年3月1日

心理学科/実践臨床心理学専攻教員の公開講座テーマ

心理学科教員の最近の公開講座実績と予定(計画中のものを含む)です。
興味・関心やお問い合わせなどございましたら、
広島国際大学・研究支援・社会連携センター
HIU.Chiiki@josho.ac.jp までご連絡ください。

また、今年度開催される主な公開講座につきましては、
広国市民大学ページ https://www.hirokoku-u.ac.jp/everyones_college/をご覧ください。

2019.8.1更新

講座担当者 講義タイトル 概要 講義実績(過去5年)と講義予定
伊藤 啓介 あなたのとなりの発達障害 発達障害はとても身近な障害であること、その障害を持つ人と関わっていくためには、その特徴を知り、関わり方を工夫することが重要であることを、具体的な例をできるだけ多く紹介しながら、理解していただきます。 ひろしまカレッジ2017
伊藤 啓介 どうしてそんなことをするのか 人の行動の意味を、行動療法の理論に基づき解説します。行動を修正・変容したり、身につけるためにはどのように考え、どのような方法でやっていくかを、いろいろな具体例をあげながら解説します。 広国市民大学サマーカレッジ2019予定
心理学部/心理科学部・卒後教育講座2019予定
伊藤 啓介 人の行動の理解・行動の変容の仕方 行動療法の基本理論を具体的に説明し、機能分析や課題分析を個人やグループで実施。観察・記録の重要性やどのようにすれば人の行動が変容するかを考えていただきます。 構想中
伊藤 啓介 上手な子育ての方法 行動理論を学び、その理論に基づく養育技術を身に着ける。そのために、家庭においてわが子を対象に実践し、その記録のフィードバックを繰り返すことで理論・技術をより確かなものとする。 広島市、親の会、江田島市、府中市において障害児の保護者や、専門家に対し講義・研修を実施(2015-2019)。
広島県と塩野義製薬との共同でペアレントトレーニング実施者養成研修を行い、その効果を検証中である。
大藤 弘典 道に迷わないための心理学 道に迷う原因について、心理学の観点から説明し、方向音痴を治す工夫について一緒に考えていきます。 広島市民大学サマーカレッジ2018
山陽高校模擬講義2018
三島高校模擬講義2018
安西高校模擬講義2017
広陵高校模擬講義2016
井原高校模擬講義2016
大藤 弘典 五感で行うコミュニケーション 視線やジェスチャーなど言葉を介さないノンバールコミュニケーションの役割について、心理学の知見や体験を交えながら解説します。 中高大連携プログラム夢発見ゼミ2016
大藤 弘典 認知心理学入門 見る、聞く、触れる、推論するなど、知覚や思考を通して何かを「知る」働きについて、体験を交えながら説明します。 広島国際大学入学前セミナー2019,因島高校模擬講義2018
奧田 剛士 犯罪につながらないようグッドライフ(よりよい人生)を目指す 人生がうまくいかないときに、犯罪したい気持ちが起きるようです。この講義では、犯罪につながらないために、また、そもそも自分なりに満足いく人生を目指すために、「グッドライフ・モデル」をご紹介します。 構想中
小野寺 孝義 心理学入門(心理学の基礎導入) 心理学概論の導入部について話す内容
(具体的な内容:心理学とはどのような学問なのか、そして科学としての心理学の根底にある科学的な考え方とはどのようなものなのかを話します。)
千代田高校・模擬講義2018
古長 治基 心と身体のつながり 悲しいと涙が出る。緊張すると汗をかく。心と身体は密接につながっており,それぞれ影響を及ぼし合っています。では,身体に働きかけることで心を変化させることも出来るのでしょうか?知っているようで知らない心身のつながりについて一緒に考えましょう。 構想中
古長 治基 はじめてのリラクセーション体験 最近身体が疲れていませんか?実はそれ,心の疲れなのかもしれません。リラクセーションを体験し,心と体の緊張をほぐしましょう。 構想中
清水 健司 ヒトのパーソナリティを考えてみる
-完全主義の光と影-
人間は、誰もがその人らしさを表す何らかのパーソナリティを持っています。もっと身近な言葉でいうならば「性格」です。今回は、数ある性格のなかから「完全主義」を取り上げます。様々な精神疾患の下地にもなりやすい性質を持っていますが、上手に活用することもできるようです。その特徴や活用について少しだけでも学んでもらえたらと思います。 構想中
清水 健司 「考え過ぎる」から離れるためには
-マインドフルネス瞑想を通して-
うつ病の再発には、過去にあったネガティブなことを何度も考え続けることが大きく作用しています。ただし、考え続けることを意図的にやめることは、それほど簡単なことではありません。そのなかの一つの方法として、マインドフルネスというスキルをご紹介します。 構想中
清水 健司 ストレス心理学 ストレスに無自覚だと知らぬ間に疲弊してしまうことがあります。そうならないためには、ストレスを身体・社会・心理的側面から捉え、自分なりの対処方法を考え、実際に実行してみることが大切になります。今回はこのコツについてご紹介します。 構想中
首藤 祐介 行動の意味を理解する 人はどうしてやるべきことができず,やるべきではないことを続けるのか,その答えは人の内面ではなく,人とその人を取り巻く環境との関係の中にこそ隠れています。行動分析学の観点から,行動の意味を理解し,行動をかえるためのお話をします。 ひろしまカレッジ/大学で開講する公開講座2018
首藤 祐介 行動から変えるうつ病の問題 うつ病はうつ行動が増えるとともに健康行動が減ることで発症・悪化します。したがって,憂うつの問題はうつ行動を減らし健康行動を増やすことで改善していきます。行動活性化療法の立場から憂うつの問題,やる気が出ないという問題,さらには満足した生活を行うための方法についてのお話をします。 中国四国心理学会/市民シンポジウム講演2018
東広島市・広国大/市民生涯学習講座サマーカレッジ2018
東広島市/生涯学習フェスティバル2018
CBTを学ぶ会/市民講座2017
首藤 祐介 認知行動療法でストレスに対処する 認知行動療法は,人の持つ問題に対して,行動(振る舞い)と認知(考え)の両面からアプローチする心理療法であり,各種精神障害に対する有効性が確認されています。この講座では,認知行動療法の立場からストレスに対処するための方法についてお話をします。 構想中
鈴木 佳奈 コミュニケーション上手は日常会話から 日常会話のちょっとしたことばづかい,話すタイミング,聞き返し方などのささいな行動が,コミュニケーションにどのように影響を与えるのか,考えていきます. 構想中
田形 修一 心理学って何?臨床心理学って何? 心理学とはどのような学問なのか、日常場面での応用を紹介しながら、お話してみたいと思います。心理学の中でも臨床心理学はどのような学問なのか、また心の専門家を目指すには何が必要なのかなど話します。 構想中
田形 修一 コミュニケーション・スキルについて考える コミュニケーション・スキルについて考えてみます。心理テスト体験などを使いながら体験的に理解できればと思います。 構想中
田中 秀樹 心理学のおもしろさ ~心を測る様々な方法~ 心理学は見えない心を「探る」ことができる学問です。心があるところには必ず心理学のテーマがあります。本講座では心を探るさまざまな方法とテーマについてお話します。 高校への出張講義、加茂高校2018 など
田中 秀樹 学力・運動能力伸ばす睡眠と生活リズム健康法 睡眠は、知識の記憶、運動の記憶や能力発揮に大切な働きをしています。本講演では快眠に重要な知識や具体的な快眠方法、生活リズム健康法についてクイズを交えながら紹介していきます。 熊野高等学校 2017.10.25
廿日市高等学校 2017.11.1
山口県PTA指導者研修会、山口 2017.23
尾道市学校保健会研修会 2017.8.7
忠海高等学校 2016.10.6
広高等学校 2016.10.1
総合技術高等学校 2016.10.19
アンジュビオレ(女子サッカー)研修、広島 2016.2.15、
ミズノフットサル研修会、広島 2016.9.17
ドラゴンフライズ(バスケットボール)研修会、広島 2015.10.26
広島県高等学校教育研究会 2015.12.10
田中 秀樹 睡眠改善の重要性と睡眠教育、睡眠マネジメント 本講座では、学校(小中学校、高校)や職場(企業、病院)での睡眠教育、睡眠マネジメントの有効性と課題について実践例を交えて紹介します。特に、日常生活で実施可能な睡眠教育パッケージ(教材、習慣チエック等)の必要性とその多様な活用法ついて言及します。 教職員メンタルヘルス研修会、柳井高等学校 2019.2.5
メンタルヘルス研修会、関西電力株式会社 2019.2.8
教職員メンタルヘルス研修会、高陽高等学校 2018.8.23
メンタルヘルス研修会、パナソニック株式会社、大阪門真 2018.11.6
長崎県学校保健・学校安全研究協議大会、松浦市 2018.1.25
国土交通省主催 自動車安全セミナー、広島市 2017.2.22
メンタルヘルス研修、中国電力 エネルギア・コミニュケーションズ 2015.12.22
西村 太志 「つながり」の社会心理学 人間の行動は「こころ」の働きによって左右されます。しかしながら、「こころ」のみがそれを決めるのでしょうか?心理学では、「こころ」の働きに影響を与えるより大きな仕組みである「社会」にも着目します。特に、人間関係の中では様々な「つながり」が存在します。これらを心理学の視点から「科学的に」理解することが、社会の中で生きる私たちにとって重要なことであることを講義します。 広国大 豊かな暮らし心と身体の健康を考えるセミナーで一部紹介
西村 太志 心理学の視点で考える「日常経験」 1)社会心理学のテキストを参考に,日常生活で人々が経験する場面を例示する
2)その状況において,個々の登場人物のどのような心理的過程が存在しうるのかを学生各自が考え,意見交換します
3)先に呈示した場面において,その心理過程を説明する理論などの説明を行い,自分たちの考えとの相違点を議論。
高大連携講義、山陽高校
模擬講義、広島観音高校など
羽山 順子 夜泣きを予防する 赤ちゃんの夜泣きは当然のことだと思っていませんか?
実は、夜泣きは予防することができます。赤ちゃんの夜泣きの予防方法について、行動科学の観点からお話しします。
構想中
羽山 順子 認知症高齢者との付き合い方 認知症高齢者は自分の状態を上手に説明できず、周囲も対応に困ることがしばしば起こります。認知症高齢者の対応に困った時、どうすれば良いか。行動科学の観点からのヒントをお話しします。 広国大・東広島市サマーカレッジ2017
羽山 順子 ストレスとうまくつきあう:上手に伝える 人間関係にまつわるストレスは日々の生活につきものです。しかし、相手に上手に伝えることができれば、避けられる場合があります。上手な伝え方とはどんな伝え方なのかを学び、グループで練習をします。楽しく上達するグループワークです。 構想中
久次 弘子 明日をもっと楽しく
つながる幸せ コミュニケーション力を磨こう
日頃の何気ないものの言い方やしぐさにもう少し気遣いをしてみましょう。もしかしたら、周りも自分の人生も変わるかも。 東広島市・生涯学習講座2016
菱村 豊 心理学入門 大学で学ぶ心理学とはどのような学問なのか。スライドを使ってやさしく説明します。 武田高校・御調高校・常翔高校・模擬講義2018
菱村 豊 動物心理学への招待 心理学なのに動物?動物の心がわかるの?そんな素朴な疑問に答えながら、動物心理学の世界をわかりやすく紹介します。 広国大・東広島市サマーカレッジ2015
菱村 豊 試験に活かす心理学 認知・学習心理学の視点から、試験勉強時に気を付ける点は何かを考えます。グループ学習形式で行います。 皆実高校・模擬講義2017
松﨑 佳子 子どもの虐待 子どもの虐待は増加の一途をたどっています。なぜ虐待はおこるのでしょうか。虐待防止のためにできることを一緒に考えます。 構想中
松﨑 佳子 里親ってなあに? 親の病気や虐待などにより家族と暮らせない子どもの社会的養育として里親制度があります。しかし、日本ではあまり知られておらず、8割以上の子どもたちは施設で育っているのが現状です。家庭養育である里親について学んでみませんか。 構想中
向笠 章子 思春期の子どもと付き合う方法 思春期の入った子どもは第2反抗期と呼ばれ、親たちはその対応に苦慮してしまう。実際にどのような対応が望ましいかを7か条にのせて説明する実践的対処法。 構想中
森本 修充 精神科医がお話する、
『今を生きる』ための想い出
多くの人が、忘れることのできない懐かしい「出来事」の記憶=「想い出」を持って、現在を生きています。普段、それほど振り返ることのない「想い出」の中に閉じ込められた、明日へ向かう力を、臨床例も参照しながらお話します。 学びの体験講義・黒瀬高校2019
森本 修充 人間の考え方の違い
(人はそれぞれ、の理解)
同じ文章を読んでも、人によって受け取り方は異なるんだということを具体的に文章を読んで経験します。 構想中
山内 加奈子 こころの健康を考える 皆様が受けている健康診断は,健康維持や疾患予防・早期発見に役立てるものです。では,こころの健康はどうやって把握し守るのでしょうか?こころの健康の大切さや意義について一緒に考えます。 構想中
山内 加奈子 怒りをコントロールする あなたは,いつも怒っている人を見てどんな印象をもちますか?怒りを我慢するような精神論ではなく,自ら怒りをコントロールする術を身に着けることが大切です。ワークを通して,新しい自分に出会いましょう。 広国市民大学サマーカレッジ2019.6.18
山内 加奈子 ストレスって何? ストレス=悪いもの,という印象をもつ人は多くいます。正しい知識を身につけることで,ストレスと上手に付き合うことを一緒に学びましょう。特に,日常生活で生じやすいストレス源等について,ワークを通して体験していただきます。 構想中
吉川 久史 これってトラウマ?
~トラウマの苦しみから癒しの先へ~
トラウマという言葉が日常会話の中で使われるようになって久しいですが、トラウマとは実際のところ何なのでしょうか?なんとなくわかっているようで実はあまり知られていないトラウマの正体について迫ります。また、近年、トラウマの苦しみから回復するための心理療法が次々と開発されています。国内のセラピー施設はまだ少ないのが現状ですが、どのようにトラウマから回復するのかについてお話をいたします。 構想中

共通教育/教職教育教員の公開講座テーマ

心理学部教員の最近の公開講座実績と予定(計画中のものを含む)です。
興味・関心やお問い合わせなどございましたら、
広島国際大学・研究支援・社会連携センター
HIU.Chiiki@josho.ac.jp までご連絡ください。

また、今年度開催される主な公開講座につきましては、
広国市民大学ページ https://www.hirokoku-u.ac.jp/everyones_college/をご覧ください。

2019.8.1更新

講座担当者 講義タイトル 概要 講義実績(過去5年)と講義予定
糸川 裕子 知っているとちょっと毎日が豊かになる数学の話 難しい数学の問題が解けるようになるための講座ではありません.しかし,「何のために数学を勉強したのかわからない」,「数学が何の役に立つのかわからない」という人のために,日常生活の中で数学がどのように使われているのか,数学を知っていると普段の生活がどのようによくなるのか,など,数学に関する雑学についていくつかのトピックスを紹介します. 広国大・東広島市サマーカレッジ2017
東広島市・生涯学習まちづくり講座2016
糸川 裕子 はじめてのコンピュータプログラミング コンピュータプログラムを書くためには、コンピュータに指示するための考え方を理解することが大事です。そのために必要な知識がアルゴリズムとデータ構造です。この講座ではコンピュータプログラミングのための基礎的な考え方を説明します。 広国市民大学公開講座2018, 2019
夏休み子供体験講座2017-2019
遠藤 利昌 原文で読むイギリス文学 シェイクスピアからアガサ・クリスティーまで、多様なイギリス文学作品から、どれか課題図書を決め、その原文に触れながら読み解いていく。英語の勉強と作品の解釈の両方を目的とした、読書会的な講座です。 構想中
大西 厳 かしこくなった最近の家電製品のひみつ 最近の、デジタルカメラ、地上波デジタルテレビ、3次元テレビ、エアコン、自動掃除ロボット、パソコン、スマートフォンなどにおいて「何ができるの?」「どこがすごいの?」「どんな仕組みになっているの?」を、数式や専門用語なしで解説します 東広島市・生涯学習まちづくり出前講座
(豊栄小学校・小学生)2016
大西 厳 情報の中に潜む危険とその対処法(情報倫理) 情報社会で生きていくためのルール・常識を身に着ける。情報社会において被害者・加害者にならないための心得を修得する。
情報と社会(情報の中に潜む危険とその対処法)
情報社会を安定、維持、さらに発展させるために、必要な情報倫理について学習する。具体的には、インターネットの光と陰、情報社会の脆弱性。セキュリティ。情報社会の秩序を守る法律。プライバシーや個人情報の保護、情報創造の成果の尊重。について考え・話し合う。
東広島市・生涯学習まちづくり出前講座2019予定
大西 厳 ヒトの感性とコンピュータ 身の周りにコンピュータが普及し、私たちの生活はますます便利になりました。その一方で、ちょっとした入力ミスも許容しないなど、コンピュータの気が利かない場面を多くみかけるようになりました。この講座では、コンピュータにヒトの感性や情緒を理解させたり、ヒトと同じように感性的な表現をする技術を数式や専門用語をつかわずに解説いたします。 構想中
大西 厳 ヒトのこころを見える化・数値化するアイデア 物事を深く観察し、問題を解決する能力を養成する。問題解決のためのアイデア(手法)を創出する。
ヒトのこころ(心理変化や印象)をいろいろなものさしを使って測ります。
大学の研究室でおこなう研究体験。アンケート以外の方法を用いて、集中力ややる気などを見える化・数値化します。1コマ目:どういった方法で計れるのかをグループで討論。(アイデアを出し合う)2コマ目:実際に計測(アイトラッキング装置やサーモカメラ、心拍計などは持参可能)。
学びの体験講義・黒瀬高校2018, 2019
大西 厳 パソコンを使った新聞、ポスター、レポート、プレゼンテーション パソコンを使って、新聞・ポスターとしてまとめ・表現する。プレゼンテーションとしてまとめ・表現する。レポート、論文としてまとめ・表現する。(パソコンを使った情報のまとめ方を学びます。)
1) パワーポイントを使って、効率的な発表資料を作成。
2) エクセルを使って、調査・実験結果を表やグラフに。
3) ワードをつかって、調査・実験レポートを作成。
1),2),3)でそれぞれ50分、それぞれを単独で開講させることも可能。
実験や調査などの他の講義と組み合わせることも可能。
構想中
大西 厳 人工知能(深層・機械学習)で近未来に何ができるようになるのか? 最近、人工知能の世界において、深層・機械学習(Deep Learning)ということばを耳にするようになりました。ここでは、今までの人口知能と何が違って、10~20年先にどのようなことができるようになるのかを、簡潔に解説いたします。 構想中
大西 厳 やる気・意欲を最新機器で計測しよう 従来、やる気、意欲などは、アンケートなどの主観評価によって回答してもらっていました。ここでは、最新の計測機器(注視点計測装置)を使って、注視点座標を計測し、やる気・意欲のレベルを数値化し可視化する技術について解説します。 大学体験学習、三次市立川地中学校2019.2.15
大西 厳 鼻の温度で緊張度合いを測定する サーモグラフィー(赤外線温度計測器)を用いて、人体に非接触・非拘束の状態から、その人の緊張度合いおよび集中レベルを計測する技術についてお話します。 構想中
大西 厳 車の運転における注意と集中について 自動車の運転に必要な注意と集中について、「なぜ運転中のスマホは危険なのか」など、最新の注視線計測の研究知見を織り交ぜながら、お話しします。 広島県・安全運転管理者等講習会講演2019
鹿嶌 達哉 赤ちゃん研究から人間理解へ 最近の研究で明らかにされた赤ちゃんの認知・学習・コミュニケーションにおける優れた能力と、それが人間に対する理解や臨床心理学的支援にどのように結びつくのかを考えていきます。 広国市民大学後期公開講座 2018
鹿嶌 達哉 幼児期における遊びの大切さ 幼児の遊びの重要性を次の5点、1)種々の認知的・社会的能力の基礎、2)体験の理解、3)内的世界の表現、4)自主性・自発性の育成、5)社会生活の準備から考えていきます。 広国市民大学後期公開講座2018
鹿嶌 達哉 小学校生活で子どもが学ぶこと 学童期(小学生時代)はこれまで穏やかで安定した時期だと考えられてきましたが、最近は大きな変換点(10歳の壁)を含み、思春期前の重要な時期だとみなされるようになりました。家を出て、教師の指導の下、友だちと学ぶ学校生活の意義を考えます。 広国市民大学後期公開講座2018
鹿嶌 達哉 思春期:子どもから大人への橋を渡る 思春期は子どもが大人になる難しい時期です。身体の変化、気持ちの揺れ、自己と世界に対する見方の変化、大人/子ども役割と性役割のあいまいさ、親子関係から仲間・異性関係への移行など、大きな変換点を考えていきます。 広国市民大学後期公開講座2018
学びの体験講義・黒瀬高校2018
鹿嶌 達哉 中年期危機と自己実現 壮年期(中年期)は人生の絶頂期であると同時に、後半の入口となり、転換を迫られる時期です。身体の衰え、残された時間、次世代育成、親と子どもとの関係の変容と、壮年期の課題となる「自己実現」について考えていきます。 広国市民大学後期公開講座2018
鹿嶌 達哉 ライフサイクル(人生周期)としての生涯発達 人の生涯(誕生~死)における発達をライフサイクル(人生周期)という視点からとらえます。遺伝と環境、前の世代から次の世代へのつながりと相互関係、死など「つながり」をキーワードに考えていきます。 広国市民大学後期公開講座2018
甲田 純生 ヘーゲル『論理学』を読む 西洋哲学の歴史においても、もっとも難解な哲学書のひとつであるヘーゲルの『論理学』を、ドイツ語原文を参照しながら、読み解く。 構想中
甲田 純生 クリエイティヴ・シンキングのために 「考える」ということは料理のようなものです。料理をするためにはまず材料やレシピがなければなりません。ですが、おいしい料理を作るためには、「食べることが好き」という動機付けが必要です。「考えること」も同じです。好奇心がなければ創造的に考えることなどおぼつかないのです。 安古市高校、講演会2019
甲田 純生 「星の王子さま」を哲学する 今年は『星の王子さま』出版70年。この不思議な童話にはいろんな叡智がこめられています。子どもの頃に読んだ人、今も愛読している人、まだ読んだことのない人。みんな一緒にこの童話を楽しんでみませんか。 広国大・東広島市サマーカレッジ2016
甲田 純生 死を哲学する 20世紀を代表する哲学者であるハイデッガーは主著『存在と時間』において「死」の分析を試みました。ハイデッガーに則りながら、私たちが避けて通ることのできない「死」について考えて生きます。 広国大・東広島市サマーカレッジ2015
甲田 純生 友達について サン=テグジュペリは『星の王子さま』の中で「友達になる」ことの本質を「飼い慣らす」という、一見奇妙な言葉で表現しています。サン=テグジュペリは友達のことをどうしてこんな言葉で表現したのでしょう。そのことを考えながら、友達って何なのか考えて見ましょう。 山陽女学院高等部入学式・講演会2015-2019
甲田 純生 クラシック音楽を楽しむ クラシック音楽は音楽ジャンルの中では少しとっつきにくい印象がありますが、どうしてなのでしょう?クラシック音楽の特性を考えながら、どんなふうにクラシック音楽を聴けばより楽しめるのか、実際に楽譜を見たり音楽を聴いたりしながら解説します。 広国市民大学公開講座2019予定
甲田 純生 バッハを聴く バッハの音楽はクラシック音楽の中でもバロックと呼ばれるジャンルに属し、ロマン派以降の音楽に比べるとやや地味で分かりにくいという印象があります。それはバッハの音楽が対位法を駆使した特別な音楽だからです。と同時に、バッハは、動機操作という、クラシック音楽の作曲技法の基本となる技法を極めた作曲家でもあります。バッハの音楽がどのように構成されているのか、楽譜を見たり音楽を聴いたりしながら、その音楽の楽しみ方を解説します。 広国市民大学サマーカレッジ2019予定
正司 強 アートの方法について考える 何をもって芸術を創作したといえるのか。また、芸術創作の過程について実際に紙を用いた立体作品制作を通して考える。 広国大・東広島市サマーカレッジ2018
正司 強 アートのはじまり 概要をお願いします。 広国市民大学公開講座2019予定
鶴田 一郎 学校における「体罰」を考える
─ これ以上の犠牲者を出さないために ─
これ以上の犠牲者を出さないために学校における「体罰」について考える。その際、次のような視点から検討する。それは①自分自身の体験から、②教員としての体験から、③校内教育相談係の体験から、③教育委員会教育相談員の体験から、④スクール・カウンセラーの体験から、である。単なる心構えや精神論ではなく、実効性のある方法を提示したい。 構想中
鶴田 一郎 直面する問題を解決する対処行動の決定過程 防災ゲーム(1)目的 (2)概要 (3)ゲームの実施 (4)振り返り 構想中
鶴田 一郎 人の話をよく聴こう カウンセリングでは「傾聴」ということが重視されます。人の話をよく聞き、その人の理解を進めることで、支援へつなげていきます。その方法の基礎を実習を通じて学習します。 構想中
鶴田 一郎 構成的グループ・エンカウンター 國分康孝教授が開発した集団的カウンセリング技法である「構成的グループ・エンカウンター」を実習します。 構想中
橋本 学 いま日中関係を謎とく
~歴史的・文化的視点からのアプローチ~
冷静な目で、「なぜ日中問題は得てしてこんなにも複雑化、混迷化の道をたどってしまいがちなのだろうか」、ということを考えるべきなのではないか、ということです。そこで、私としては、その一つの糸口として、日中関係の特徴的基盤を、これまでの歴史や文化の側面からめて考えてみたいと考えます。 構想中
橋本 学 学校で学ばない世界史 ~政治史や経済史に埋もれた病気の歴史~ 世界史に限らず、歴史っていう科目は「暗記」の連続ですよね。そんな科目でも何か興味を持てる糸口さえ見つかれば、きっと勉強も楽しくなり、前向きな姿勢になれますよ。今回のテーマは歴史への「病気史」的アプローチ。こんな謎いっぱいの「病気の歴史」を知りたくはありませんか?「えー、歴史いl~!?」なんて、毛嫌いせずに、“怖いもの見たさ”でどうぞ! 構想中
原田 雅嗣 光の鉛筆、カメラと絵画 携帯にカメラが搭載されるようになって10数年、今は誰もがカメラを持ち歩きどんな時でも写真が撮れるようになりました。またソーシャルメディアやメールを通して写真の使われ方も変わってきました。約180年前に発明された写真、それよりずっと前に発明されたカメラ・オブスクーラの仕組みと歴史と学び現在の我々と写真の関係について考えます。 構想中
原田 雅嗣 無意識の発見とシュールレアリズム フロイトは1900年に「夢判断」を刊行し精神分析に新しい道筋を示しました。激動の20世紀の中、精神分析は様々な分野に影響をおよぼし活用されてきましたが特に1930年代のヨーロッパでは芸術家に強い影響を及ぼし、文学や絵画においてシュール・レアリズム運動(超現実主義)が起こりました。現代日本の若い作家、石田徹也、松井冬子らの作品を通してシュールレアリズム運動と心理学の関係を振り返ります。 構想中
原田 雅嗣 音楽と美術の接点 音楽と美術、深く関係がありそうですがその具体的接点を上げるのは多くの人々にとって難しいことです。音楽家であり美術家である講演者が様々な具体例を挙げながら、音楽と美術の関係性について創造の現場からの視点をお伝えします。 構想中
原田 雅嗣 旅と芸術1、音楽の旅 アメリカ黒人音楽の歴史を考えるうえで、ラテンアメリカやアフリカへその音楽の源泉をたどる旅に出た講演者が出会った様々な人々や文化を紹介しながら、現代日本の音楽との関連を探ります。 構想中
原田 雅嗣 旅と芸術2、氷の世界 さまざまな氷を求めて旅をしながら、その氷を使って制作するアイスペインティングの世界を写真でたどり、なんでもない日常にも発見できるカオス/フラクタルの考え方を紹介し、「美的形式原理」の一つとして複雑系の科学を考えます。 構想中
原田雅嗣 キリスト教と音楽 中世ヨーロッパとキリスト教美術、ロマネスク建築とその特徴を紹介し、その空間で生まれたグレゴリオ聖歌を中心に西洋音楽の源を探訪する。西洋音楽とキリスト教の関係、モノフォニーからポリフォニーへの移行さらにはハーモニーの誕生へと一神教の中で唯一音楽的発展を遂げたキリスト教の思想的背景を探る。 構想中
原田雅嗣 ジャズの黎明期 様々な形で世界の音楽に強い影響を及ぼしてきた米国の音楽であるジャズの歴史をたどる。主に黎明期である奴隷貿易の時代から1920年代までを現存する音源や映像も用い簡単に紹介する。 構想中
宮﨑 龍二 デジタル写真を加工しよう 年賀状や簡単なパンフレット作成に使うような写真加工(フォトレタッチ)を、無料ソフトGIMP2を使って行います。またどのような処理をすればどのような加工ができるのかをわかりやすく解説します。 構想中
宮﨑 龍二 コンピュータによるデータ処理の仕組み 最近はコンピュータが身近なものになっていて、文書、画像、音声、動画などいろいろなデータを簡単に処理できるようになりました。しかし、コンピュータ自体は数値の記録と単純な計算しかできません。そのためにいろいろな計算の工夫をしています。そのようなコンピュータでデータ処理をするための工夫を、コンピュータを使わずに解説します。 構想中
宮﨑 龍二 情報を見える形にする方法 膨大な量の情報が身の回りにある現在ですが、情報をグラフィカルな表現にすることで、物事の理解を助けることができます。そのための技術である、コンピュータグラフィックスを用いた情報可視化技術について説明します。 構想中
宮﨑 龍二 コンピュータプログラミングの第一歩 コンピュータプログラムを書くためには、コンピュータに指示するための考え方を理解することが大事です。そのために必要な知識がアルゴリズムとデータ構造です。この講座ではコンピュータプログラミングのための基礎的な考え方を説明します。 広国市民大学公開講座2018, 2019
夏休み子供体験講座2017-2019
吉村 朋代 異文化としての「法」
~シェークスピアと落語で考えよう~
シェークスピア「ベニスの商人」vs 落語の「鹿政談」。裁判シーンの東西対決!どっちもおもしろいけれど、あれ?なにかが違う…。突き詰めていくと、日本人の法意識が見えてくる。 広国市民大学公開講座2018, 2019
吉村 朋代 ヨーロッパ・歴史の街角から:ボローニャ
~町づくりと福祉の原点を知る~
イタリア中部の都市ボローニャ。1088年創立の最古の大学を誇る美しい学問の町だが、福祉の先進都市でもある。ギルド的紐帯を活かした町づくりを歴史的観点から明らかにし、今に続く町の心に触れる。 広国市民大学公開講座2019
吉村 朋代 Let’s try Debate! 「日本は、義務投票制を採用すべきであるか否か」 ディベートは、ディープアクティブラーニングの格好の手段だが、かみ合った議論にならなければ効果は半減する。生産的なディベートのために、前提となる基礎知識と論点、併せて議論の基礎テクニックをやさしく解説する。今回の論題は、投票率を上げるために選挙を義務化し、違反者に対して罰則を科すべきか否か(いわゆる義務投票制)。民主主義への深い洞察に誘う。 呉三津田高校ディベート講義2018、2019