2015年06月25日

ルワンダの障がい者を義肢装具で救うプロジェクト、学内で講演会

総合リハビリテーション学部は6月14日(日)、
アフリカ・ルワンダの障がい者を義肢装具で救うNGO団体
「ムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクト(以下、プロジェクト)」の設立者
ガテラ・ルダシングワ氏とルダシングワ真美氏の夫妻による講演会を、東広島キャンパスで開催しました。

真美氏が、民族間の紛争が長く続いたルワンダの歴史や、
紛争で傷ついた人々に無償で義足などを配布するプロジェクトの活動内容を、
臨場感あるスライドで紹介。
国内外で広く活動する夫妻の貴重な講演に、
受講者は熱心に耳を傾けていました。

ガテラ氏からは、原爆を経験した広島の地で平和を考えることは有意義なことだと語り、
「悲しいことに日夜、世界の至るところで紛争やテロが起きている。
つまり、皆さんが今学んでいる義肢装具の技術を、世界中の人々が必要としているのです」
と、受講した参加者や義肢装具学専攻の学生にメッセージを送ってくれました。

ルワンダの歴史やプロジェクトの取り組みを紹介

講演されたルダシングワ夫妻

受講者からは、
「プロジェクトの取り組みに感動した。改めて平和の大切さを実感できた」
など、夫妻への感謝の声が聞かれました。

広島国際大学 広報室