2011年07月20日

第16回理学療法セミナー「整形外科疾患治療のアートとサイエンス」を開催しました。

本学保健医療学部 総合リハビリテーション学科が、
7月10日(日)10時〜13時まで広島キャンパスの400教室において、
大場裕之先生(貞松病院リハビリテーション科)と
北條喜久先生(有限会社ホウジョウプランニングオフィス 代表取締役)のお二人をお招きし、
第16回理学療法セミナー「整形外科疾患治療のアートとサイエンス」を開催しました。
一般の方や医療関係者および学生154名が参加されました。
講座内容としては、ハイヒールは外反母趾、変形性膝関節症、
腰痛症など様々な整形外科的な問題を引き起こすと考えられていますが、
そのような不調のある女性に対して「ハイヒールを履くな」というアドバイスが、
ある意味医学の常識となっています。
そこで、この講座ではその常識に真っ向から挑戦し、
快適かつ安全なヒール高9cmのパンプスの開発経緯を紹介しました。
大場裕之先生には、開発に当たっての研究の結果の解説をしていただき、
北條善久先生には靴の製造についての解説を、
さらに本学の蒲田和芳准教授には、ヒールが体に及ぼす影響について分かり易くお話いただきました。
一般の参加者の方や医療関係者の方、学生もお話に耳を傾けていました。
理学療法セミナー①.jpg 理学療法セミナー②.jpg
理学療法セミナー③.jpg
また、同教室において、開発を行ったハイヒールの展示も行っていたため、
参加者の方は休憩時間や講座終了後に実際に手に取り、
試着を行ってヒールのまま飛び跳ねてみたり、片足立ちしてみたりと安全であるかを実感していました。
理学療法セミナー④.jpg
広島国際大学 保健医療学部事務室