2017年11月27日

安芸太田町・黒瀬町・豊島3地域の合同サロンを開催

呉の市街地からおよそ10km東、安芸灘大橋を渡った先3つ目の島・穏やかな瀬戸内海を望む豊島で、11月10日、安芸太田町、黒瀬町と豊島の住民自治協議会が一堂に会し、合同サロンを開催しました。サロンの開催は、各地域でサロン活動の立ち上げや支援、講演を実施してきた吉川眞教授(医療福祉学科)の呼び掛けによるもので、吉川教授が企画したプログラムに基づき学生が運営しました。交流を通じてそれぞれの地域の生活ぶりや住民の思いを共有し、改めて自分たちの地域を見直すきっかけになればと、3地域で初めての合同開催となりました。

サロンの司会進行は医療福祉学科の学生が担当。各テーブルには同学科と理学療法学専攻の学生が加わり、参加者と一緒にレクリエーションや認知症講座、健康体操、各地域の食材を使った昼食を楽しみながら交流を深めました。また、豊島の風光明媚な風景を眺めながらウォーキングを楽しみました。

参加者と笑顔で交流する学生

豊島名産の太刀魚・柑橘類・ひじき、安芸太田町の干柿が並んだ昼食

木藤伸宏教授(理学療法学専攻)監修の家庭でできる健康体操を参加者全員で実施

瀬戸内海を横目に風光明媚な町並みを散策

 

吉川教授は、
「福祉や医療に従事する学生にとって、さまざまな地域や世代の方との交流は貴重な経験です。今後も3地域の住民がお互いの地域を行き来する形で、継続していきたい」
と、活動の展開による学生の成長に期待を寄せていました。

広報室