2017年12月20日

医療経営学科の1年生を対象に居酒屋を経営する大学生による講演会を開催

12月1日、大学生が運営する居酒屋「あるばか」(東京都港区新橋)の代表で、千葉大3年の根來(ねごろ)みのりさんを広島キャンパスに招き、医療経営学科の1年生を対象にした講演を開催しました。大学生活をスタートしたばかりの学生が、同じ学生でありながら経営者の顔を持つ根來さんを起業家の一つのモデルとして、将来を考えるきっかけになればと開催したものです。

「皆さんには夢やゴールがありますか?」
冒頭で根來さんはさっそく、聴講する学生に問い掛けました。自身は『夢』をコンセプトに掲げる「あるばか」に参加し、夢を語るお客さんや仲間と出会う中で夢ができました。それは“飲食業界を輝かせる”ということ。夢やゴールを目指して過ごすことで、大学生活がそれ以前とはまるで変わってきます。一度しかない今の学生時代を大切に過ごしてほしいと力を込めました。

根來さんには、大切にしている価値観があります。それは“周囲への感謝の思いを胸に、人のために行動すること”居酒屋経営を通じて、お客さんや仲間の夢を応援するうちに気付いたことです。この講演会も、自分の話が同年代の学生の役に立てばと、引き受けました。
根來さんは、
「何かに迷ったときでも、揺るぎない価値観があれば立ち返って行動できます。皆さんも自分にとって大切なものは何か見つめ直す機会を持つとよいのでは」
と、大学生活を送る後輩にアドバイスを送りました。

親しみを込めて学生に語り掛ける根來さん

学生とコミュニケーションを取りながら講演

根來さんの問い掛けを交えたフランクな講演に、聴講した学生は大いに刺激を受けたようです。彼女と同じように、本学の学生も夢を持って学生生活を有意義なものにしてほしいです。

広報室