日本語を学ぶ威海方正外国語学校の生徒に「日本式KAIGO」研修を実施

7月9日～13日、中国の威海方正外国語学校（山東省威海市）で日本語を学ぶ生徒6人を対象に、東広島キャンパスで「日本式KAIGO」短期研修プログラムを開講しました。同プログラムは本学のアジア介護・福祉教育研修センターが独自に開発し、実施したものです。

東広島キャンパスは西日本豪雨に見舞われた直後で、プログラムを一部変更しましたが、ベッドメイキングや体位変換、車いす体験などを通して日本の基本的な介護技術を学ぶとともに、茶道体験や西条（東広島市）の酒蔵見学などで日本文化に触れました。最終日の修了式には全プログラムを終えたことを証して、修了証書を授与しました。

修了式の挨拶で久保田トミ子教授（医療福祉学部長）は、
「介護技術の基本ができるようになりました。今後も日本語を含め勉強していってほしい」
と激励しました。

介護技術の演習では医療福祉学科生（写真左）も補助

久保田教授（写真右）から修了証書を授与

受講生からは、
「きめ細かい日本の介護技術を、先生が丁寧に教えてくれて分かりやすかったです」
「将来は広国大に留学して学びを深め、日本の老人ホームで働きたいです」
など、日本の介護について知る貴重な機会になるとともに、さらなる学びへのモチベーション向上にもつながりました。

広報室