2012年05月01日

高校の総合学習でキャリア教育を支援します。

2012年5月1日(火)10:00~本学の東広島キャンパスにおいて、
「広島県立賀茂高等学校・広島国際大学「高大連携事業に関する協定」調印式」を執り行いました。

 

医療系分野への進学希望者を持つ賀茂高等学校と、
医療系総合大学として多くの医療専門職を育成する本学とが、
医療専門職にかかるキャリア教育に関する協定を締結しました。

この協定は、大学進学を控える高校生の中でも、
特に医療専門職への進路を希望する生徒さんが、
職業そのものをあまり深く理解できないまま進路を選択することを防ごうというものです。

調印式の中で賀茂高等学校の校長 河原 富夫先生は、
「医療系分野へ進学したいという生徒は増えてきている。
その一方で、職業選択のミスマッチによる早期の離職が問題となっている。
そういった分野を多く持つ広島国際大学からキャリア教育を支援してもらえることで、
一つでも多く課題を解消できれば。」とご挨拶されました。

また本学の学長秋山 實利はこれを受け、
「教員を中心とした医療系の職業に関する講義、
学内の演習施設等を活用した就労体験などを実施するのはもちろんのこと、
賀茂高等学校の生徒さんと本学学生の交流も積極的に促進してまいりたい。」
と、今後の連携活動についての想いを述べました。

今後、賀茂高等学校との連携を通じて、
キャリア教育支援のモデルケースを構築し、
さらに、他の高等学校等とも連携の輪を広げていくことで、
医療分野の職業選択におけるミスマッチを解消していきたいと考えています。

広島国際大学 企画課