2018年12月04日

「マイ・タイムライン」の作成を授業で実施
~防災・危機管理学で、初めての試み~

11月20日、看護・医療経営学部の1年生を対象にした防災・危機管理学の授業で、台風や大雨などの災害に対し、個々の環境に合った防災行動計画をまとめた「マイ・タイムライン」を学生らが持ち寄り、意見交換しました。「マイ・タイムライン」の作成を授業に取り入れたのは本学初の試みで、今年7月に発生した西日本豪雨を契機に、急遽、シラバスを変更して実施しました。

同授業で、学生は災害発生のメカニズムやタイムラインの基礎知識、過去の災害時の事例紹介などを学んできました。最終回となるこの授業では、各々が自身の被災体験を交え作成した「マイ・タイムライン」を、2学部混合のグループ内で共有し、学びや気付きを深めました。

「家族が家・職場・学校のどこにいるかで、災害時の避難先を決めて共有しておく」
「インターネットやテレビ・ラジオでの情報収集を徹底できるよう環境を整えておく」
「水や備蓄品を常備し、平時から確認しておく」
など、災害経験者だからこそ想定できる具体的な備えを口にする学生もおり、相互に学び合う貴重な機会となりました。

各自が作成した「マイ・タイムライン」を発表

各グループで闊達な意見交換が行われた

様式を提示していないにもかかわらず、見やすく、工夫を凝らした「マイ・タイムライン」に驚いたという授業担当の村上智章准教授は、
「災害を経験したことを強みと捉えてこの授業で学び、いざという時、若い力で地域を引っ張れる防災リーダーになってもらえれば」
と期待します。

同授業は12月以降、保健医療・総合リハビリテーション・医療福祉・心理学部でも実施し、全学で学生の防災意識を高め、知識を深めます。

広報室