2012年10月29日

アンソニー・トゥー教授に突撃取材!

10月13日㈯に行われた救急救命学専攻開設記念講演会の終了後、
第1部でご講演いただいたアンソニー・トゥー先生(教授)の独占インタビューに成功しました!


↑ 独占インタビューの一幕!

私たちのつたない質問にも関わらず、流ちょうな日本語で真摯に対応してくださいました。

私たちは、トゥー先生に「学生個人や大学単位で行える危機管理について」お聞きしたところ、
以下のようにお答えくださいました。

「日本は、まだまだ危機管理に対しての意識が低いです。
年1回でもいいから、大学に病院関係者や消防関係者の方を呼んで危機管理に関する講演会を行うといいでしょう。
それに、大学にはサークルというものがあるのだから、
そういったものを活用して宣伝していくことも、おもしろいかもしれないですよ。」
とコメントをいただきました。

また、講演などで新たに関係をもつことで新しいつながりが生まれ、
そこから危機管理だけではなく、広範囲に目を向けた活動が育まれるというお話もありました。
私どもとしても、講演をしていただくことが叶えば勉強にもなる上、
大学とのつながりが生まれるということは、
新しいイベントや就職活動にもつながっていくのではないかと思われます。

インタビューでは、トゥー先生の留学時代などのお話もお聞きしました。

当時は留学生も少なく、たいへん肩身のせまい思いをされたそうです。
また、はじめてアメリカについた時、お腹がすいていたにもかかわらず、
お店に入るのがこわいので、その日1日は何も食べなかったという楽しいエピソードを伺うこともできました。

トゥー先生はとても気さくな方で、ご自身のことを話されているときは、
とても楽しそうであり、聞いている私どもも、トゥー先生の柔らかな雰囲気のおかげで、
とても楽な気持ちでインタビューをすることができました。


↑ 私たちのインタビューにとても優しく答えていただきました。

さらに、トゥー先生から広報活動に関して助言をいただくことができました!

これからも、ますます活動の幅を広げるようにと激励のことばもいただきました。

最後になりましたが、インタビューに応じていただいたアンソニー・トゥー先生に、厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。


↑ 中央にトゥー先生を囲んで。左が広報スタッフの藤野、右が大田です。

 

Anthony T.Tu (アンソニー・トゥー,杜 祖健)

コロラド州立大学名誉教授、順天堂大学客員教授。
2009年 旭日中綬章受賞。
毒物、化学・生物兵器の世界的権威として知られ、
一連のサリン事件の際は警察当局にサリンの分析方法を指導するなど活躍した。
2004年、日本初の危機管理学部創設した千葉科学大学で教授に就任。
現在は、順天堂大学の客員教授となる。
著書に『生物兵器、テロとその対処法』(薬業時報社/2002年)
『サリン事件の真実』(新風舎文庫/2005年)など多数。

 

学生広報スタッフ 臨床心理学科4年生 藤野真行
学生広報スタッフ 診療放射線学科2年生 太田雪乃