2012年12月11日
地域活性化を目指して学生がステンドグラス制作に携わりました!!
このたび、呉キャンパス1号館食堂に、
巨大ステンドグラスが展示されました。
これは、工学部の学生有志と呉市広を拠点とする「日本語教室《呉》」で学習する外国人生徒が協働して制作した作品であり、
地域の公共施設や大学構内に展示することで、見る人に広という町のすばらしさを認識してもらい、
地域の活性化につなげることを目的としています。
昨年9月に制作の話が持ち上がり、約4ヶ月間をかけて作った作品は、
広の町並みが色鮮やかに表現されており、
光の加減により様々に変化する色彩の美しさが見る人を魅了していました。
仕上がった作品は、呉市民センターをはじめ川尻公民館や呉市役所に展示されることになりました。
展示場所についても、どの場所であれば人の目に留まり、多くの人に見てもらえるか、
一番きれいに見える角度や光の入り具合なども考慮し、自分たちで効果的な設置場所を検討したそうです。
この活動に参加した建築学科3年の岡本利菜さんは
「制作にあたり一番苦労したのは、言葉の問題でした。
様々な国の方が作業に携わっていたので、英語や身振り手振り等で意思の疎通を図りました。
活動を通じて、色々な国の方と交流することができ、文化にも触れることができたのでとても勉強になりました。」
と話してくれました。
また、住環境デザイン学科3年の西美樹さんは、
「日本語教室《呉》の生徒と広島国際大学の学生が、
同じ地域に暮らす若者同士として交流し協力し合うことで絆が生まれ、
とてもすばらしい作品を作ることができました。」と話してくれました。
この活動を通して、地域との交流が深まり、
きっと多くの皆さんに広という町のすばらしさを伝えられたことでしょう。
広島国際大学 企画課