2013年02月12日

他大学の敷地内禁煙活動に学ぶ~禁煙特別講演会開催~

1月30日(水)に禁煙特別講演会が行われました!!
産業医科大学の大和浩教授をお招きして、
「なぜ、医療機関と教育機関は敷地内禁煙が必要なのか」という演題でご講演いただきました。
東広島キャンパスと呉キャンパスを中継で繋いだ、とても大規模な講演会でした。

みなさんもご存知のように、タバコを吸い続けるとがんや呼吸器・循環器の病気になる上に、タバコには依存性があります。
それだけではなく、受動喫煙によって周りにいる人の健康にも害を与えてしまいます( ̄Д ̄;)

大和教授は産業医科大学の敷地内禁煙活動を進めていらっしゃいました。
ただ敷地内禁煙を掲げるのではなく、喫煙者にニコチンガムを配って禁煙を勧めるなど、
喫煙者の視点も盛り込んだ活動を行っていて、これが敷地内禁煙成功の秘訣なのだなと思いました(ノ゚ω゚)ノ*
大和教授ご自身も元喫煙者で、禁煙に成功したそうです。
禁煙して初めて味わった「健康のありがたみ」を他の人にも知ってもらいたい!という気持ちで
敷地内禁煙活動をしていらっしゃるそうです。
禁煙はニコチンガムやニコチンパッチで治療することができます。
実際に喫煙されている本学の先生たちにニコチンガムを噛んでいただいたところ、
「タバコを吸いたい」という気持ちを抑える効果がありました!
大和先生曰く、禁煙には「やめたいという気持ち」が大切なのだそうです。
また禁煙活動には、これからの若者にタバコを吸わせないという、
周囲の大人たちの姿勢も必要ですね(*´∇`*)


↑ ご自身の体験も交え分かりやすく説明してくださった大和先生

講演会に参加した学生さんは
「思ったよりも大学の敷地内禁煙が進んでいて驚いています。
もともとタバコは吸っていませんが、今日の講演を聴いて、やっぱり吸いたくないと思いました。」
と話してくれました。
他の学生さんたちも、自身の禁煙や敷地内禁煙に対する意識がより深まっているといいですね(^^)


↑ 学生の関心も高く大勢集まりました

広島国際大学には将来、人々の「健康」に深く関わる職業に就く学生がたくさんいます。
だからこそ敷地内禁煙の必要性とその方法を、もう一度考え直すべきなのではないでしょうか?

学生広報スタッフ 診療放射線学科2年 太田雪乃