2013年06月19日

「私たちの食事/食育~未来の育MENを目指して今できること~」開催

6月12日(水)に広島国際大学呉キャンパスの2302教室で、
育児に参加する男性を応援し、『イクメン』の啓蒙活動を行う学生有志の団体である、
「ひろしま未来の育MENプロジェクト」が実施する活動の一つとして、
「私たちの食事/食育~未来の育MENを目指して今できること~」を開催しました。

講師として北佳弘さんをお招きし、講演いただきました。
北さんは専業主夫であり、二児のパパさんで、PaPaLife研究所の代表をされています。

 

北さんの奥さんは看護師をされているので、奥さんの負担を減らすために主夫をされています。
子どもに楽しんでもらえるイベントの開催など、育MENを応援する様々な活動をされています。
過去には、NHK教育テレビで放送されている「みぃつけた」を参考にダンボール迷路を作成されて、
子どもたちが430人も遊びに来たこともあったそうです!!

また6月30日には逃走中ごっこという遊びも企画されています。
北さんはパパサークルを立ち上げて、パパさん同士の関わりを持たれています。
関わりの幅を広げることはとても大切なことだと感じました。

他にはキャラ弁教室も開催されています。
「パパの作る姿を子どもたちが見ることで僕のパパはかっこいいとか凄いとかを思ってもらうことができる。
キャラ弁は子どもたちの成長に合わせて変わる」と北さん。
キャラ弁で子どもたちとコミュニケーションを図ることができ、子どもの興味にも合わせることが可能です。
子どもたちがきれいに弁当を食べて帰ってきてくれることは嬉しい出来事だそうです。


↑ 活動内容は一部メディアにも取り上げられました!

最近では食生活の変化から、朝食欠食、便所飯(ランチメイト症候群)など食の問題が浮き彫りとなっています。
朝食欠食は20代の人に多く、不健康な食生活の大きな要因となっています。
便所飯は個室トイレで一人で食事を取ることを指し、
本人は自分に人間としての価値がないのではないかと孤独を感じてしまうようです。

私たちは食事バランスを考えたり、人と関わりを持つためにしっかりコミュニケーションを図る必要があり、
関わりを持つきっかけとして、会やイベントに参加することは有効だと感じました。

学生広報スタッフ 神田真志(医療福祉学科 4年生)