2013年10月17日

和菓子作り体験で知る茶道の楽しさ

10月4日(金)、呉キャンパスにて和菓子作り体験が行われました。
「もっと茶道の魅力を知って欲しい、
和菓子とお抹茶の奥深さを味わってもらいたい」という思いを込め、
呉キャンパス上田宗箇流茶道部主催で開催されたこの企画では、
約30人の定員を超える多くの学生が参加し、
普段なかなか体験することの出来ない和菓子作り、
茶道の奥深さ・楽しさを満喫していました。

今回、私達は上生菓子に欠かせない素材の一つである練りきりとこなしを用いて
「栗」と「菊」に挑戦させていただきました。
講師は蜜屋の明神宜之先生と老泉翔太先生。
老泉先生が和菓子作り体験で、よくおっしゃていた「菓子は人なり」という言葉。
この言葉は同じ100個の菓子でも作る職人の人柄や心で一つ一つ違いが出るという意味を表した言葉です。
言葉の通り、作っていると表面がぼこぼこして滑らかにならなかったり、
指の跡がついて形が整わなかったりとなかなか難しい…。
薬学部薬学科1年の辻華子さんは
「和菓子作り、難しいですね。でも、とにかく楽しい。
なかなか体験出来ないこの機会を通して和菓子はもちろん茶道の難しさ・楽しさ・奥深さを感じることができました。
茶道がより身近になりました。」と感想が聞けるなど、
皆さん、和菓子作り・茶道の魅力を味わっていました。

 

最後は茶道部の方々から教わったお抹茶の飲み方に沿って、
手作りの和菓子と共に茶の世界を満喫。
どの学生も自然と笑みがこぼれ、至福の時に浸っていました。

まだまだ奥が深い茶道の世界。
次回、10月19日(土)の大学祭にて、
10時~15時、4号館談話室で開催します。
皆さん、ぜひ茶道の魅力を味わってみて下さい。

学生広報スタッフ 正岡優子(看護学科4年)