2013年11月13日

気がつけば国際協力~世界を飛び回る正井氏に学ぶ~【東広島キャンパス大学祭③】

大学祭初日の10月26日(土)に、公開講座「気がつけば国際協力」が開催されました。
講師はNPO法人日本国際救急救助技術支援会(JPR)理事長の正井潔氏です。
正井氏は神戸市消防局で救急救命士として活躍、
後進の指導・大規模災害対応救急隊の創設などをしていらっしゃいました。
退職後はカンボジアに滞在し、救急救助災害対応ユニットを創設。
現在は、支援部隊に救急・救助・警防の技術指導や、
日本で使用しなくなった消防車両、救急救助資機材の調達を行っていらっしゃいます。

講演会では、正井氏自身の体験を聞かせていただきました。
アメリカで最先端の救急救助について勉強している様子や、
東南アジアでの活動の様子などの写真をたくさん見せていただき、とても楽しかったです (*´∇`*)♪
講演の中で驚いたことは、正井氏の視野の広さです!!
日本だけではなく、アメリカ・アフリカ・東南アジアに目を向け、協力をしつつ、
自身も学ぶ姿勢を忘れないことにとても感銘を受けました ((((((ノ゚⊿゚)ノヌオォォォ

 

講演のはじめに、
「気がつけば国際協力をしていた」
正井先生はこのように話されていたのですが、
この広い視野があってこその“気がつけば”なのだなと思いました。
また、言葉の壁がある中、やらなければ始まらない、
助けることに遠慮をしないという国際協力への意気込みにも目を見張るものがありました w(*゚o゚*)w

最後に本学の学生に一言お話を聞いたところ、
「カンボジアで活動しているときに、日本と比較して医療の差というものを感じました。
日本の医療がとても恵まれていること、それを学ぶことができるということを、皆さんにも感じてもらいたいです。」
とお話してくださいました。

将来、何らかの形で関わることになる“医療”について、
皆さんも改めて考えてみてはいかがでしょうか??

学生広報スタッフ 太田雪乃(診療放射線学科3年)