2014年05月28日

薬草園を地域の皆様に一般開放 -呉キャンパスでシャクヤク見学会開催-

5月10日(土)14:00~16:00にかけて、
本学呉キャンパスにある薬草園で「シャクヤク見学会」が開催され、
多くの地域住民の皆様にご来場いただきました。


↑ 「シャクヤク見学会」はにぎわいを見せました

薬草園では、医療栄養学部の神田博史教授が中心となり、
これまでも、地域の皆様を招いた見学会を、数回実施してきましたが、
今回は、呉裏千家茶道部お茶会を同時に開催しました。

当日は天候にも恵まれ、晴れやかな青空の下、
薬草園内の様々な植物について、
神田教授が解説しながら、見て回りました。


↑ 神田教授が解説する様子

中でも立派に咲き誇っていたシャクヤクは、
神田教授の解説によると、
「厚生労働省が漢方薬の材料として特別に育てているもの」
だそうで、とても貴重なものとのことでした。


↑ きれいに咲き誇るシャクヤク

ひととおり見学を終えた皆様を、
呉裏千家茶道部がお茶と和菓子によりもてなしました。
テーブルに腰掛けて歓談しながら、
昼下がりのひと時をリラックスしてお過ごしいただきました。


↑ 呉裏千家茶道部が皆様をおもてなし

中国新聞の掲載記事をご覧になって参加されたお三方は、
「お茶がおいしかった。
こんな機会があればぜひまた参加したい。」
とお話ししてくださいました。


↑ インタビューにも快く応じてくださいました

初めての合同開催を無事に成功させた、
呉裏千家茶道部部長の加島美桜さん(薬学科2年生)は、
「思った以上にお客様が来てくださり、うれしかったです。
中には早めにお茶券をお求めになり、
楽しみにしてくださる方もいらっしゃいました。
まだまだ至らないところも多いので、
精進しながら、今後の活動に活かしていきたいです。」
と、手ごたえと同時に、身が引き締まる貴重な経験となったようです。


↑ 呉裏千家茶道部のメンバー。左上が部長の加島さん

薬草園ではこれからも、広く一般の皆様にお役立ていただけるよう、
様々なイベントを開催する予定ですので、
ご興味がある方はぜひご参加ください。

入試センター広報係