2014年11月21日

看護学科を中心とした学生が大崎上島の方々と交流を深めました。

看護学科の学生が中心となり、瀬戸内海に浮かぶ島-大崎上島で、
高齢者の方々と交流を深める「大崎上島イキイキプロジェクト」のメンバーが、
11月15日(土)~16日(日)の1泊2日で、
地域サロンに参加したり、みかん狩りのお手伝いをするなど、
島の生活を体験させていただきました。


↑ 大崎上島に向けて、いざ出発!

前回訪問時の様子はこちら

1日目は、地域の高齢者が集うサロンに参加させていただきながら、
転倒予防や脱水予防の健康教育、血圧測定を実施しました。
学生らは手作りの資料を手に持ち、
時にはクイズ形式などコミュニケーションを交えて、
工夫を凝らした健康指導に挑戦していました。

 
↑ 手作りの資料で発表                     ↑ 一緒に転倒の危険性をチェック

 
↑ みんなで一緒に転倒予防体操               ↑ 血圧測定では日々の学びが活かされています

高齢者の皆様は、とても元気で明るく、
学生らを温かい笑顔で歓迎してくださいました。
最後には、「またいつでもおいで。」と、
大変うれしいお言葉をかけてくださいました。

 
↑ 皆様笑顔で話を聞いてくださいました           ↑ おいしいお昼ご飯をいただきました

旅館でその日の疲れをいやした後、
2日目は、みかん農家のお宅にお邪魔して、
みかん狩りをお手伝いさせていただきました。
農家の方からレクチャーを受けて、いざチャレンジ!
微力ながら少しでもお役に立てたのなら幸いです。


↑ 旅館の夕飯で体力回復!

 
↑ みかん狩りのレクチャーを受けます            ↑ みんなでみかん狩りをお手伝い

顧問の白木准教授は、プロジェクトを振り返って、
「今回のプロジェクトは、4年生がリーダーとして引っ張りながらも、
当日は1年生に活躍してもらった。
社会福祉協議会の方にも取り組みを評価していただいており、
今の1年生がしっかりとバトンを受け継いで、継続してもらいたい。
学生が、他世代の方とコミュニケーションをとる機会は少なく、
プロジェクトでの経験が、学生の成長に繋がることを期待している。」
と、プロジェクトの目的と成果についてお話しくださいました。

参加学生にとっては、島に住む皆様の生活を目の当たりにすることで、
地域に根ざした医療を提供することの大切さを肌で感じられる、
貴重な機会となりました。
今年度のプロジェクトはひとまず終了となりますが、
次年度以降も継続することを願っています。

 

入試センター 広報係