2014年12月01日
呉キャンパスで韓国の学生と本学学生が交流を深めました!!
11月25日(火)、呉キャンパスに「韓国青年訪日研修団」の韓国人大学生25名が来学されました。
本件は、日韓両国民間の文化交流を通じ、相互理解と信頼関係を築くことを目的に活動する、
「公益財団法人 日韓文化交流基金」による研修事業です。
研修団より「呉キャンパスを視察したい」とのご依頼をいただき、
この度の交流が実現しました。
開会式ののち、研修団の学生さんは3グループに分かれ、
呉キャンパスの施設・設備を見学いただきました。
学生さんは、普段見ることのない施設・設備に興味津々で、
教員の説明を時には楽しそうに、時には真剣に聞いていました。
施設見学のあとは場所を移動し、
キャンパス近隣の自治会(バルミータウン広自治会)の皆様によるご協力の下、
餅つきを体験いただきました。
韓国にも餅つきの文化はあるとのことですが、
日本における餅つきのスタイルとは大きく異なっており、
学生さんは珍しい体験を楽しみながら、上手に力強くついていました。
↑ 力強い餅つきには迫力がありました ↑ お餅をこねる様子に興味津々
本会には本学学生も多く参加し、
つきたてのお餅を一緒に食べながら、
言葉の壁、文化の違いを乗り越えて、交流を深めました。
研修団の一人、尹柱烔(ユン・ジュヒョン)さんは、
「医療系の大学ということで、専門的な設備を多く見させてもらい、
とても貴重な経験となりました。
また、日本人学生との交流を通じて、
韓国と日本の違いを知ることができて、よかったです。」
と、感想を話してくださいました。
参加した、同キャンパスの看護学科3年生樋口愛美さんは、
「最初は緊張しましたが、何とかコミュニケーションを取ることができ、
韓国の方の看護へのイメージなど、国による違いを発見できました。
勇気を持って交流することが、新たな発見に繋がることを学びました。」
と、研修をきっかけに手応えを掴んだようです。
広島キャンパスから参加してくれた、医療経営学科1年生宮内美緒さんは、
「今回訪問された学生さんは、皆さん囲碁学部に所属されているため、
固いイメージを持っていましたが、片言でジェスチャーを交えながらも、
コミュニケーションをたくさん取れてよかったです。」
と、充実した研修を振り返ってくれました。
研修の実現を陰ながら支えた呉庶務課の橋本さんは、
「研修が始まる前は、学生同士がきちんと交流できるか不安でしたが、
事前に申し込んでくれた学生はもちろん、
飛び込みで参加してくれた学生もいて、皆楽しそうに交流していました。」
と、研修の成功に喜びの声を寄せてくれました。
今回の研修事業は、日韓両国の学生にとって、
有意義かつ貴重な機会となったようです。
これを機に、日韓の相互理解がますます深まることを願っています。
入試センター 広報係