常翔学園 広島国際大学

課外教育プログラム
『広島国際大学骨髄ドナーバンク登録推進』プロジェクト

多くの人に骨髄ドナーバンクに対する正しい知識を身に付けてもらい、登録者数の増加と登録機会の提供を目指します。

自分たちの取り組みで助かる命がある。 骨髄バンクドナー登録を啓蒙する学生団体「しずく」が全国各地で活動中!

広島国際大学には、骨髄バンクドナー登録の啓蒙活動を展開している学生団体「しずく」があります。「命の一滴」をイメージしてその名が付けられ、ドナー登録の普及を行う日本で唯一の学生団体として、診療放射線学科の学生たちが中心となって2011年から活動しています。

 

これまでの取り組みが評価され、今年、日本骨髄バンクがドナー登録説明員を対象に
全国7カ所で開催する研修会において、「しずく」のメンバーがプレゼンテーションを行っています。

 

2月21日(土)の大阪会場では、35名のドナー登録説明員が出席する中、
診療放射線学科2年の小田真由美さんが自分たちの活動についてプレゼンテーションを行いました。

 

説明員研修会の様子

日本骨髄バンクへのドナー登録者は年々減少。
特に若年層の登録者は少なく、ドナー登録者の高齢化が一つの課題となっています。
この課題を共有するため、ドナー登録説明員研修が開催されています。
発表で小田さんは、「しずく」の活動が始まったきっかけや、骨髄バンクの役割、これまでの活動を紹介した後、
「骨髄バンクの知名度の低さ、骨髄バンクに対する若者の関心の低さを解決するための広報活動を展開し、
新たなドナーを獲得していく必要がある」と締めくくりました。

「しずく」の活動について発表を行う小田さん

発表後、小田さんは、
「全国各地で行われている取り組みを知ることができ、
刺激を受けるとともに、自分たちにももっとできることがあると感じました。
出席者の方からの共感やこれからも頑張っていこうという励ましの言葉をいただくなど、
自分たちの取り組みに改めてやりがいを感じました」
と話してくれました。

 

発表会に同席した診療放射線学科2年次の出縄里奈さんは、
「ドナー登録についてもっと多くの人に知って欲しい。
身近な人に知ってもらう活動が大切なので、現在活動の中心となっている
診療放射線学科以外の学科の学生にも参加してもらいながら活動していきたい」
と話してくれました。

 

終了後の小田さん(左)と出縄さん(右)

 

「しずく」の学生たちによる発表は、3月21日(土)の札幌会場まで続きます。
また、一連の活動が評価され、9月12日(土)に高知で開催される
骨髄バンク推進全国大会での発表も決まっています。
学生たちは、この取り組みを通して、多くの人々と交流し、
医療人としての知識と心構えを育んでいます。

 

入試センター 広報係

 

骨髄バンクへご関心・ご興味をお持ちの方は、こちら(日本骨髄バンクホームページ)をご覧ください。

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