常翔学園 広島国際大学

課外教育プログラム
地域活性化支援プロジェクト『瀬戸内イキイキ』プロジェクト

瀬戸内の島々で高齢者の方が活き活きと暮らし続けるため、地域の活性化を目的に、看護学部の学生が健康に関する知識を提供します。現在は大崎上島と豊島を舞台に活動しています。

2016年の記事一覧

プロジェクトメンバーによる活動報告 矢弓地区(大崎上島町)の高齢者サロンに参加!

10月15日、瀬戸内海にある大崎上島で、
「瀬戸内イキイキプロジェクト」のメンバー13人(看護学科12人、医療栄養学科1人)と教員2人が、
矢弓地区の高齢者サロンに参加しました。

 

今回の目的は、大崎上島に訪問し、島に住んでいる方々との交流を通して、
島での生活についての情報収集を行い、今後の活動の参考にすることです。

 

大崎上島に向けて出発!

大崎上島に向けて出発!

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サロンの開始まで少し時間があったので、
大崎上島観光を兼ねて、神峰山と清風館に行きました。
幸いにもこの日は天気が良く、神峰山の頂上から日本有数の多島美、
115の島々などの綺麗な景色を堪能することができました。

 

神峰山からの景色

神峰山からの景色

神峰山での集合写真

神峰山での集合写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サロンでははじめに、健康チェックを実施。
2・3年生が血圧測定、
1年生は脈拍および動脈血中の酸素量を示す動脈血酸素飽和度(SpO₂)を測定しました。

 

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健康チェックの様子

 

その後はサロンの参加者18人の方々と会食をしました。
大崎上島町食生活改善推進員さんが考え作ってくださった、
健康的で、地元で採れた野菜などを使った一品などを美味しくいただきました。
皆さんとたくさんお話をしながら、会食を進めることで、
島での暮らしぶりを知ることができました。

 

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午後からは、転倒による閉じこもりや寝たきりを防ぎ、
皆さんが健康で活動的な毎日を送ることを応援するために、
“身近な転倒を予防しましょう”というテーマのもと、
屋内・屋外での転倒予防対策、手軽に行える転倒予防運動について紹介しました。

 

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手作りの紙芝居を用いての発表

 

高齢者の方にインタビュー

高齢者の方にインタビュー

全員で転倒予防運動を実践

全員で転倒予防運動を実践

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今回から、医療栄養学科の学生が考えた、
骨を丈夫にする料理の紹介なども行いました。

 

みかんや手作りのお土産のプレゼント

みかんや手作りのお土産のプレゼント

 

サロンの最後に参加した方々にアンケートを書いてもらったところ、
「自分ひとりで運動することがないので良かったです」
「転倒予防の運動は、続けることで健康になると思います」
「久しぶりに若い人とお話しできてとても楽しかったです」
などの感想をいただきました。

 

また、大崎上島でとれた極早生みかんや手作りのお土産の数々に心が温かくなりました。

 

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今回のサロンで活動した学生からは、
「高齢者の方々がとても元気で逆に私が元気をもらいました」
「また来てねと言われて、今後の活動への励みになりました」
などという意見がありました。

 

参加者・学生ともに満足度の高い活動になりました。

 

【参加者および記事作成】
看護学科:(3年)小柳なつき、吉屋寿則
(2年)國澤聖菜、東森茉梨乃、藤井菜帆、小川弘華、村越名菜、長谷春香
(1年)池本優紀、田中瑳姫、西村郁美、吉原大貴
医療栄養学科:(1年)村山聡美

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