常翔学園 広島国際大学

チャレンジプロジェクト
『しましまサロン2016』プロジェクト

医療福祉学部の学生が、愛媛県今治市関前地区の島民との協働によるサロン活動を通して、地域活性化を目指します。

「つながりスイッチ隊」と小大下島(こおげじま)に生まれた 「つながり」学生企画の『しましまサロン』プロジェクトが 地域を活性化する!!

穏やかな海、歴史ある港町や段々畑の風景、
大小の島々が織りなす独特の景観が見る人の心を打つ瀬戸内海。
その島々の一つに、小大下島(こおげじま)があります。

 

愛媛県今治市関前諸島小大下島。
呉市の南東に位置する安芸灘諸島を結ぶ、
「安芸灘とびしま海道」の終点である岡村島からフェリーで10分、
周囲約3.3kmの島に20名余りの方が生活されています。
今年度、この島を舞台に、医療福祉学科の学生たちが島との
「つながり」を生むプロジェクトに取り組んでいます。

 

広島国際大学では、学生自らがプロジェクトを企画・立案し、
その実現に向けた支援を行う「チャレンジプロジェクト」を設けています。
このチャレンジプロジェクトの一つに、医療福祉学科の学生が申請した
「しましまサロン」プロジェクトが認定されました。
このプロジェクトは、小大下島の方々と学生との交流の中で、
小大下島の魅力などを見つけ、共有することを目的としています。
自治会長や民生委員、社会福祉協議会(以下、「社協」)と協働し、
5月から11月の合計6回、学生が島に行き、交流を図ってきました。

 

11月29日(土)は、プロジェクトの集大成として、
これまでの「つどい」を振り返るサロンに学生16名が参加しました。

 


↑秋晴れの中、学生たちが島に向かいます。   ↑島を照らす明るい日差しが学生を迎えます。

 

到着後、島の集会所で開催するサロンの準備を整えた後、島の方々をお出迎え。
6回目ということもあり、互いに顔なじみの間柄にもなっており、笑顔で挨拶を交わします。
10:15開始のサロンには、14名の島の方々がお越しになりました。

 


↑島の集会所が「しましまサロン」の会場。

 

このプロジェクトは、島の方々と地元今治市社協関前支部、学生の三者が協力し、一緒に取り組んでいます。
サロンの司会進行は学生が行いました。
当日のサロンも、医療福祉学科3年次の小熊瑛梨奈さんの司会により、
同学科3年次の庄原栄一郎くんがはじめの挨拶を述べた後、サロンが始まりました。

 


↑司会は、医療福祉学科3年次の小熊さん。  ↑はじめの挨拶は、医療福祉学科3年次の庄原くん。

 

今回のサロンのテーマは、これまでの活動の振り返りです。
これまでのサロンでは、小大下島の歴史や生活、「つどい」などについて話す中で、
小大下島の良さや魅力を改めて考えました。
そして、今年度の「つどい」で何がしたいかを一緒に考え、それを実行しました。
これらの活動が、島の方々、社協、学生、
それぞれにとってどうだったかを、グループに分かれて、話し合います。

 


↑5つのグループに分かれて活動の振り返り。  ↑積極的に意見交換を行います。

 

話し合いの後、昼食をはさんで各グループの意見を発表します。
発表では、「ふれあいによって元気が湧く」「学生との交流で若返ることができた」という意見があり、
最後の発表には、活動に対して、『最高!!』という賛辞の言葉をいただき、会を締めくくりました。

 


↑ 発表をする学生たちと島の方々。サロンでの活動は、互いにとって、大きな楽しみでした! ↑

 

 

「つながりスイッチ隊」と小大下島の方々によるこの「しましまサロン」プロジェクトのはじまりは、
昨年度の「つどい」に活動の中心となった数名の3年生が参加させてもらったことがきっかけです。

 

学生たちの「島にまた行きたい」という気持ちと、島の方々の
「また学生に来てほしい」という想いが一致したため、このプロジェクトは、はじまりました。

 

これまでも関前地区と交流し、関係を深めてきました。
秋祭りや弓祭りなど伝統行事のお手伝いや地元の運動会に参加しました。
また、2012年度には、医療福祉学科の学生が異世代交流をし、郷土料理を学びながら、
島の良さを再発見する「しましまクッキング」プロジェクトを行いました。
このような様々な関わりを通して、関前地区の方々と関係を築いてきました。

 


↑自治会長の松橋禮治さん(左)と隊長を務める医療福祉学専攻(院生)1年次の藤本静香さん(右)

 

自治会長の松橋さんは、
「このサロンがある日を、島の全員が心待ちにしている。
活動の度、孫が島に帰ってくるようで、この日が来ることが本当に待ち遠しい。
これからもぜひ交流を続けていきたい。」
と話してくれました。

 

院生の藤本さんは、
「2年次からの関前地区との関わりを通して、島の方々と一緒にまた何かしたい、という想いはありました。
さらに、大学3年次に経験した岡村島での実習を通して、何かしたいという想いを募らせていました。
自分たちが島に来ることを楽しみにしてくださっていることに、責任とやりがいを感じながら、
自分自身楽しく活動することができました。」
と話してくれました。

 

今回の活動で、今年度の「しましまサロン」は一旦終了となりますが、
この話には続きがあります。

 


↑2年次の藤原くん(左)、藤本さん(中央)、3年次の山縣くん(右)

 

今年度の活動は、3年生を中心に、藤本さんが隊長として活動してきましたが、
来年度の主役は現在の2年生です。

 

活動を引き継ぐ、2年次の藤原孝太郎くんは、
「この経験を通して、人の生活を支える仕事には、色々な関わり方があると知ることができました。
さらに繋がりを深め、地域を支える活動をしっかり継続していていきたいです。」
と話してくれました。

 

また、今年度の活動を支えてきた、3年次の山縣周多郎くんは、
「これからも、関前地区の方々とのつながりを大切にしていきたい。
卒業論文では、関前地区におけるサロンについて研究したい。」
と話してくれました。

 

瀬戸内海の島々は、現在、人口減という大きな課題に直面しています。
この課題を解決するために大学ができることは何かと考えた時、
今回の活動は、大きな意味を持っているように感じます。
地域と大学の「つながり」、そして、先輩から後輩への「つながり」。
今回のプロジェクトは、そこに関わるたくさんの人に、
「つながり」というスイッチを入れてくれたのです。

 

入試センター 広報係

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