総合教育センターの取組み
学力推進部門 ~ 自分を再発見し、その能力を伸ばします。 ~
個々の得意なところをもっと伸ばします。
苦手なところがいつの間にか好きになっています。
教えることのプロとその仲間といっしょに本当の自分が発見できます。
- 1. 共通テストの活用
(1)大学の学修生活に必要な論理的思考力を補う
(2)専門へつながる指導を強化する
- 2. 学修姿勢の改善
- 3. 英会話教育の強化
共通教育検討部門 ~ 基礎学力を強化し、社会を生きぬく教養人をそだてます。 ~
本学の教育理念に基づいて、共通教育と専門教育の有機的連携を基本として、初年次教育、キャリア教育、入学前教育等、本学の全学共通教育全般について推進、改善を図り、幅広く深い教養、総合的な判断力、豊かな人間性を涵養し、国内外で活躍する職業人に必要な基礎知識や技術、コミュニケーション能力を身に付けることを目指します。
- 1. 大学の学びへのスムースな導入のための初年次教育の充実
- 2. 教養教育の内容の充実
- 3. 学力推進部門と連携して基礎学力強化の支援体制の充実

教学企画運営部門 ~ 学科の垣根を越えて連携し、心ある教育を推進します。 ~
『健康、医療、福祉における確かな知識と専門的技術、協働の心、常に学び続ける姿勢を兼ね備えた人材の育成環境の創生』を基本理念に置き、お互いを尊重し、心をあわせて、命の大切さ、喜びを共有できる専門職業人の育成を目指します。また、卒業生との連携を保ち、心ある医療の総合大学として地域社会との交流、卒後教育を促進します。
- 1. 『広国教育スタンダード』の発展・浸透
- 2. 『自立的学修法』の企画・推進
- 3. 『エンロールメント・マネジメント』の推進
専門職連携教育(IPE)推進部門 ~ 医療チーム・ケアチームの一員として活躍する専門職をそだてます。 ~
現在の医療は、患者さんとその家族を中心に据えて、健康・医療・福祉各分野の専門家が協働する医療チーム・ケアチームとして、患者さんが納得のいく治療・ケア・福祉サービス を受けられるようになっています。この医療チーム・ケアチームを構成するそれぞれの専門職がお互いのことを理解し、尊重し、そして全専門職が「自分は健康・医療・福祉に携わる専門職のひとりである」という意識を持っていることこそが、チーム医療の根本です。学部・学科にかかわらず、全員がこのような意識を持って社会に羽ばたくことを目指します。
- 1. 各専門職についての理解
- 2. 専門職間の協働に必要な知識の修得
- 3. 様々な専門職を目指す学生によるチームケア演習

FD・SD部門 ~ 教員・職員・学生の三者でよりよい教育をつくっていきます。 ~
本学の教育理念に基づいて、社会に貢献できるグローバル人材の育成のために、教員と職員が協働して、教育方法の改善、教育課程の充実、学生の自主的(主体的)学修の支援等を図り、学生の学修を支援します。
- 1. 教員の教育内容の点検
- 2. 学生の学修に対する取組状況の点検
- 3. 教職員の職能開発のためのFD研修会とSD研修会の開催
- 注1)
- FDとはFaculty Development(教員の職能開発)のことで、教員の教育方法や教育内容の充実の検討、学生の理解度の確認や学修に対する要望などの調査を行い、教育の質の保証と向上を推進します。
- 注2)
- SDとはStaff Development(職員の職能開発)のことで、よりよい学修環境をつくるため、教員の教育支援と安定した大学経営による教育の質の保証を推進します。

ICT活用教育推進部門 ~ ICT技術を活用して学生の能動的な学修(アクティブラーニング)をサポートします。 ~
近年、大学生の学修時間の不足が問題となっており授業外の学修時間を確保するためにはeラーニングが効果的です。また主体的・能動的に学ぶアクティブラーニングは学生の認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図ることができます。これらの学習法においては、授業における双方向のやりとりを通じて高い学修効果を得ることが可能な、 LMS 注1)やARS 注2)のようなICT技術を活用することが有効です。本部門においては教員と学生の両者に対してこのような環境を整備して、学生の学びをサポートします。
- 1. 教員研修によるLMSの普及
- 2. ARSによるアクティブラーニングの促進
- 3. タブレットPCと授業支援システムによる総合的なe-learningの促進
- 4. その他ICT技術の教育への活用の研究
- 注1)
- LMSとはLearning Management Systemのことで、講義・演習などの運用をネットワークを介して資料配布、アンケート、小テストなどを実施できるシステムです。学生の自宅学習時間の確保に有効です。
- 注2)
- ARS とはAudience Response Systemのことで、授業時間中に簡単にアンケートや小テストを実施して学生の理解度を図ることのできるシステムです。手を挙げることが恥ずかしい学生でも端末による番号入力は抵抗なくできるので、教員はその場で様々な対応をすることが可能になります。

キャリア教育推進部門 ~ 職業的自立を図るために必要な能力をそだてます。 ~
自らの問題を見つけ、計画を立てて問題解決をはかり、自己評価をおこなってさらに自らを成長させていくことを目指します。
学生一人ひとりが自己の目標を定め、それに向かっての活動・成長記録を入学時から卒業まで作成するポートフォリオの確立と就業力育成プログラムのステップアップファイルとの連動等を進め、“就業力”を培います。
- 1. スタートアップ(広国大生としての自覚)
- 2. プランニング(自己の確立)
- 3. アクション(実践行動)
- 4. インテグレーション(総括)
医学教育推進部門 ~ 本学で学ぶ学生全員に一定水準以上の医学・医療分野の知識を身につける教育を行います。 ~
- 1. 「広国大医療人基礎力」科目の企画・立案および実施
- 2. 医学・医療教育の質改善のための教材の導入・開発、および研修等の企画・立案および実施(医学教育FD等)
- 3. 医学・医療教育における協働の調整
- 4. 医学・医療教育にかかる教職員からの相談受付
- 5. 本学卒業生の卒後教育にかかる企画・立案および実施
- 6. 地域の医療従事者を主対象とした講習会・研修等の企画・立案および実施