2015年01月27日
呉大和ミュージアムにて住環境デザイン学科の学生が卒業制作展を開催!
1月23日(金)~25日(日)に、呉大和ミュージアムにおいて、
工学部住環境デザイン学科の学生による、卒業制作展が開催されました。
この卒業制作展は、学生が卒業設計で制作した作品を展示し、
審査会や講評を行うものです。
23日には、ゲストクリティークとして、
建築家の杉田宗さんを迎え、レクチャーや審査を行っていただきました。
レクチャーでは、杉田さんが携わった設計建築を主に紹介されました。
杉田さんは設計される際、主にコンピュータを応用した
建築デザインを用いて制作されるそうです。
創造的な建築物の事例紹介に、学生は興味津々で聞いていました。
続いて公開審査会では、学生が自分自身が設計制作した
模型や設計図を基に、作品の工夫したところや特徴を紹介し、
杉田さんと教員から質疑やアドバイスをもらっていました。
学生のほとんどが、地域に密着した設計を行っていました。
中には、本学の呉キャンパスと地元の広商店街をつなぐ
「サテライトキャンパス」を設計した学生もおり、
商店街の活性化や学生の活動の場を広げることを目的とした
建築物の設計製作を紹介していました。
公開審査会終了後には、杉田さんがよかった作品を選定し、
表彰を行い総評をいただきました。
講師の杉田宗さんからお話を伺いました。
Q.プロの目線から見て学生の作品はいかがでしたか?
A.学生は様々な工夫を凝らして、面白いアイディアを考えており、よかったです。
地域を取り巻く問題に着眼して取り上げているので、プロも見習うところがありました。
Q.学生に将来の建築業界が期待することは、何だと思いますか。
A.社会の変化に対応できる、柔軟な発想力をもった学生を期待します。
今回の卒業制作展代表の住環境デザイン学科4年の阿部さんからお話を伺いました。
Q.今日の卒業制作展を迎えるにあたり、苦労したことを教えてください。
A.物事の伝え方に苦労しました。学生同士だけでなく、
大和ミュージアムの職員の方や、講師の先生など、
いろいろな方とのコミュニケーションを取らなければならなかったので、
なかなか思うように伝わらないこともあり苦労しました。
Q.今日の発表は上手にできましたか?
A.質疑の際に、ところどころ言葉に詰まったりする場面もありましたが、
悔いのない発表ができました。
Q.卒業後、卒業設計や今日のような発表をどのように活かしていきたいですか?
A.今後、就職などの面接で、自分の一面をアピールするための
ポートフォリオの一つとして活かしていきたいと思います。
住環境デザイン学科の谷村仰仕講師にお話を伺いました。
Q.本日卒業制作展を迎えた学生たちの4年間を振り返っていかがですか?
A.今年の4年生を4年間見てきて、とても成長が感じられた学年でした。
学生から学ぶこともあり、とても印象深い学年でした。
今後、建築業界の一線で活躍できることを、期待しています。
今回の卒業制作展を通して、学生が学んだことを活かし、
社会で活躍できることを教職員一同、期待しています!
また、今回表彰された卒業制作は、
来月開催予定の8大学合同卒業展に出品する予定です。
入試センター 広報係