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中学生に「伝える」を指導 薬学部学生が感染症予防教育に協力

2015年12月11日掲載

薬学部の学生が、呉市立の小中一貫教育校、広南学園・広南中学校(校長/若本正)の「絆プロジェクト」に協力します。「伝える」をテーマに中学2年生22人が、同学園・広南小学校(校長/藤平高憲)の3・4年生の児童に正しい手洗いやマスクの付け方など感染症予防を伝えるプロジェクトですが、薬学部学生が中学生に予防知識だけでなく効果的な伝え方の指導もします。

 

広南中学校の生徒が小学生に教えるのは初めての経験。中学生は大学生に教えてもらうときは「生徒」ですが、小学生に教える時は「先生」となり、このような「人に教える」という方法は、教えてもらったことが一番定着する方法であると言われています。自分たちが習ったことを吸収して、いかに分かりやすく伝えるかを考えることで、教える側と教えられる側のどちらも健康意識を高めるのが狙いです。

中学生を指導する本学薬学部の学生はこれまでも、幼稚園や小学校、老人クラブなどで手洗い教室などの健康教育を実施してきました。オリジナルの歌や劇を交えて、分かりやすいように工夫してきた経験を生かして指導し、小学生への効果的な教育方法を一緒に考えます。

 

【概要】

■参加者

 広南学園参加者:広南中学校2年生22人、教員3人、広南小学校3・4年生

 本学参加者:薬学部4年生5人、5年生11人、教員3人

■場所

 広南中学校(〒737-0136 呉市広長浜4丁目1番9号)

■スケジュール

 ・第1回大学生から中学生への指導・小学生への教育方法ミーティング

   2015年12月16日(水) 13:50~15:40

 ・第2回大学生から中学生への指導・小学生への教育方法ミーティング

   2016年1月22日(金)13:50~15:40

 ・中学生が小学生指導

   2016年2月2日(火)13:50~15:40

 

取材の申し込みおよび内容に関するお問い合わせ先

広島国際大学 広報室(坂井・中神)
TEL:0823-27-3102