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広島刑務所から感謝状
~入所する透析患者に人工透析を実施~
2016年8月30日 掲載
7月28日、広島刑務所(広島市中区)から広島国際大学に感謝状が授与されました。
これは、本学の臨床工学技士の資格を持った教員と大学院生が10年以上にわたり、広島刑務所で透析が必要な受刑者に人工透析を処す活動を行ってきたことに対し、贈られたものです。本学学長室にて。金本所長(右)、焼廣学長(左) 授与された感謝状
取り組みが始まったのは2003年4月。当時、保健医療学部長だった前学長の秋山實利学園顧問・名誉教授が、刑務所内での透析患者の増加と医療従事者不足について、同所医務部長から相談を受け、大学院生を紹介したのがきっかけでした。以来、医療技術学科の教員と医療工学専攻の大学院生がバトンを受け継いできました。今も週に1回、広島刑務所に出向き、受刑者に人工透析を行っています。
感謝状を受け取った焼廣益秀学長は、
「これからも、大学として微力ながら社会貢献として続けていきたい」
と述べました。
広報室