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新年のご挨拶

新年おめでとうございます。
皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、超高齢社会を迎えたこの国にあって、医療、社会、経済等様々な面で多くの課題を抱えています。しかし、この課題は見方を変えると大きな成長のきっかけになると考えています。これからの社会を支えるため、本学は、健康・医療・福祉分野の総合大学として、人々の健康寿命の延伸に寄与する専門職業人の輩出を使命としています。
本学は、2018年に開学20周年を迎えます。その前後1年間を含めた3年間に、20周年記念事業を展開しますが、今年はそのスタートの年になります。具体的には、「ともにしあわせになる学び舎」という将来像のもと、「ユニバーサルキャンパス」の実現に向け、教育改革とキャンパス整備を主軸に改革を進めてまいります。

我々が目指す「ユニバーサルキャンパス」とは「大学と地域の多様な人々が、交流と連携を通してお互いが学ぶことができるキャンパス」「学生・教職員が、学部やキャンパスを越えた交流と連携を通して学び、成長できるキャンパス」です。
教育改革では、健康・医療・福祉の現場におけるチーム医療やチームケアの中心を担う人材を育成するための専門職連携教育のさらなる充実はもちろんのこと、学生の習熟度に応じたテーラーメイド教育や、様々な人と交流や連携を通しての学びを展開していきます。そして、このような教育を実現するとともに、学生一人ひとりがより学びを深めることができるキャンパスの整備を行います。呉キャンパスでは、図書館や交流スペースなどを設けた「教育会館(仮称)」の建設を予定しております。東広島キャンパスでは、学外の様々な方に利用してもらい学生と交流ができるような環境などハード・ソフト両面での整備を進めていきます。

本学が養成する健康・医療・福祉分野の専門職の種類は日本でも最多のレベルにあり、専門職として活躍している卒業生も1万人を超えました。将来に亘り持続的に発展するために、また、地域の方々が健康でしあわせな生活を送れるよう、学生、保護者、卒業生、教職員、地域の方々を含めさまざまな人々が「交流と連携」をおこない、絆を深めていくことができる改革を推進しますので、これからもご支援の程よろしくお願いいたします。
最後に、2017年が皆様の充実した1年になりますよう心から祈念し、新年のあいさつとさせていただきます。

 

 

2017年元日

学長 焼廣 益秀