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「トビタテ!留学JAPAN」第9期生に医療経営学科3年の五十畑剛さんが採用!

2018年7月5日掲載

医療経営学科3年の五十畑剛さんが、文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」の第9期(平成30年度後期)に採用されました。テーマは「日本茶で世界に「和」を生み出す~紅茶の国における日本茶プロジェクト~」。10月から、紅茶の国・スリランカで日本茶を普及する活動を通じて、両国のつながりの創出を目指します。

プレゼンテーションで用いた資料を基に活動計画を説明する五十畑さん

同事業は官民協働で実施する留学支援制度で、2014年から日本人学生を海外に送り出してきました。本学学生が採用されるのは、初めてのことです。

五十畑さんは、日本人が大切にする「和」を重んじる心や伝統的な文化、ものづくりに誇りを持っており、世界にその魅力を発信していきたいと考えてきました。そこで注目したのが、日本茶でした。1年生のときにお茶専門店でアルバイトをするなど、もともと日本茶には興味がありました。さらに、広島で無農薬・無肥料の日本茶販売に挑戦する方の思いや若者離れが進む茶園の現状を聞いたり、農家の方に栽培方法を学んだりするなかで、日本茶の魅力を海外に発信して産業の可能性を広げたい、と強く思うようになりました。

それではどこで日本茶を普及すればよいか、五十畑さんは調べていくうちに、スリランカでは紅茶産業が他の産業に圧迫されるなか、独自性を出すために日本茶の栽培を考える農家が現れ始めていることを知りました。

「日本茶はスリランカでビジネスとして成立する」

そう考えた五十畑さんは、「トビタテ!留学JAPAN」に応募。見事、採用されました。

スリランカに決めたのはもう一つ、大切な理由があります。それは、戦後に敗戦国となった日本を救い、世界で一番早く正式に外交関係を結んだのがスリランカだったという歴史的背景と、現代の日本人の多くがそのことを知らない、という事実です。1951年のサンフランシスコ講和会議で、当時のスリランカ大統領が行ったスピーチにより、日本は戦勝国による分割統治を免れました。

「憎しみの歴史に目を向けるばかりではなく、感謝の気持ちを持つことが必要です」

という言葉どおり、五十畑さんは活動を通じて、自身がスリランカと日本の架け橋になれれば、と考えています。

大学の広島アウトドア部のサークル活動で部長として部員を束ね、企業や団体とつながりながら地元特産のレモンや酒かすを使ったスカッシュを開発、販売してきた経験は、五十畑さんの糧となって生きています。培ってきた「前向きに挑戦する力」「人と人とをつなぐ力」を発揮して、スリランカでの挑戦が始まります。

レモンスカッシュを販売した仲間と。五十畑さんは左から2番目


広報室