資料請求 入試情報

岡本亜耶子助教(看護学科)が日本スポーツマスターズの自転車競技で優勝!

2019年11月15日掲載

「日本スポーツマスターズ2019ぎふ清流大会」(岐阜県)が9月20日~24日に開催され、岡本亜耶子助教(看護学科)が自転車競技の500mタイム・トライアルとスプリントに出場し、いずれも優勝を果たしました。

表彰台で優勝を喜ぶ岡本助教(写真中央)

岡本助教は10年余り、看護師として病院で勤務したのち、2015年に本学看護学科に着任。臨床現場でがんなどの重症患者を中心に、さまざまなケアを実践してきた経験を、学生への実習指導に生かしています。学生の実習は2週間で教員も付きっきりのため大変ですが、「目の前で成長していく学生の姿を見るのがやりがい」と目を細めます。自転車競技は、日々の仕事から少し離れて、打ち込めることはないか、と探し始めたのがきっかけです。もともと体を動かすことが好きだったところに、国体の自転車競技に女子が追加されることを知り、一念発起。2016年から3年連続、広島県代表選手として国体出場を果たしました。今年度からは、大学生や高校生など練習環境の異なる相手ではなく、同じ世代同士で切磋琢磨できるスポーツマスターズ大会への出場に切り替え、本番に臨みました。

500mタイム・トライアルは、500mの距離を何秒で走り抜けるかを競う競技です。気候の影響からか「今日のバンクは重い」と多くの選手が口をそろえるほど会場のコンディションが悪い中、岡本助教は持ち前の瞬発力を生かし好タイムを記録。ライバルを抑えて1位となりました。

一方、スプリントは1対1の対戦形式で、400mのトラックを2周し、先にゴールした方が勝者となる、駆け引きの伴う競技です。前に出ると空気抵抗を受けやすいため、姿勢やコース取りなどを工夫しながら、いかに先着できるかがポイントになります。岡本助教は持ち前の持久力と駆け引きで予選を制し、迎えた決勝の相手は、2年前まで女子競輪選手だった強敵。3本勝負の1本目を取られましたが、続く2本を取り返して逆転勝利しました。

スピード感あふれる自転車競技

「少ない練習時間でも結果を残せたのは、女性よりも力強く速い男性に交じって練習ができたためで、それによりスピードが増し、そのスピードに慣れることができました。優勝できたのは、一緒に練習してきた仲間のおかげです」

と感謝する岡本助教。

これからも勝ちにこだわりながら、チャレンジを続けていきます。


広報室