12月21日、広市民センター(呉市)でLCFプロジェクト主催の毎年恒例親子向けイベント「クリスマス会」を開催しました。参加した地域の親子およそ90人は、学生がこの日のために準備した歌やダンス、クリスマスにちなんだ手作りのおひるねアートやツリーの撮影スポットなど、一足早いクリスマスムードを楽しみました。

大盛況となった「クリスマス会」

 

昨年のクリスマス会もブースの内容を充実させて実施しましたが、各ブースを一通り回ると途中で帰ってしまう親子の姿が目立ちました。その反省点を踏まえ、今回は第1部に30分の出し物、第2部にブースの回遊、第3部に第1部とは違うプログラムの出し物で構成することで、最後まで楽しい時間を過ごしてもらえるように工夫しました。

 

出し物は同センターの協力のもと、ステージ上のスクリーンや音響をフル活用してパワーアップ。クリスマスソングを流しながら絵本をスクリーンに投影して読み聞かせをしたり、ステージを広く使って歌やダンスを披露するなど、子供たちを夢中にさせる演出を心掛けました。「どんな曲なら喜んでくれるかな」と考えた甲斐があって、人気曲「パプリカ」の歌に乗せた最後のダンスは、子供たちからとくに大きな歓声が上がりました。

 

ブースは、あらかじめ明確な役割分担をしっかりと決めてスムーズな運営を目指しました。たとえばいつも行列ができるおひるねアートでは、アナウンス・誘導・撮影などに細かく分けて、各自の担務を綿密に打ち合わせました。その結果、大きな混乱もなく無事に終えることができました。

 

クリスマスをテーマにした絵本の読み聞かせ

  

美しい音色のハンドベルも

「パプリカ」の曲に合わせてダンスする子供たち

  

フェルト生地で手作りしたおひるねアートは整理券を配布するほどの人気ぶり

サンタとトナカイのかわいいコスチュームでパチリ

  

わなげやボーリングなど手作りゲームも充実

 

プロジェクトリーダーの松崎光紗さん(看護学科2年)は、
「参加してくれた親子の笑顔を見て達成感を感じていますが、プログラムの時間配分など改善の余地はまだまだあります。課題を解消してさらに満足度の高いイベントにしていきたいです」

 

と、さっそく次のステップへの向上心を見せていました。

 

広報室