11月12日、呉市体育館でJA呉まつりが開催され、
医療栄養学科が試食ブースを出展しました。

 

本イベントは、広島県とJAグループで作るひろしま地産地消推進協議会が、
昨年度から実施している「ひろしま地域食材PR促進事業」の一環。
今回、会場の一画に本学の試食ブースを設け、
学生が考案した5種類のレシピによる料理やお菓子を提供しました。
準備した120セットは開始後、わずか30分でなくなり、
多くの来場者に味わってもらうことができました。

 

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学生が来場者に配付                                        開始直後から大盛況だった試食会

 

同事業は、県内の管理栄養士や栄養士などの養成課程がある
大学、短期大学、専門学校を対象に、地域食材のPR事業を募集し、
採択された企画に対し補助金を交付するものです。
本学は昨年のトマトに続き、レモンとかぼちゃを使った企画で採択されました。
レモンはドレッシングやソースに、
かぼちゃはお菓子にすることで、食材の魅力をPR。
この日提供したのは、
①かぼちゃ羊羹
②レモンライス
③パンプキンシュー
④鶏のレモンクリームソース
⑤鮭のバターレモン
の5種類。
何度も試作を重ねて完成度を高めました。

 

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5種類の料理やスイーツをきれいに盛り付けた試食セット(中央奥から時計回りに①~⑤)

 

なかでも苦労したのは、かぼちゃ羊羹。
かぼちゃに加え、さつまいもも使用しましたが、
ちょっとした分量の差によって、味が物足りなかったり柔らかすぎたり。
試行錯誤の末、納得できる味に仕上がりました。

 

同学科2年の濱畑咲さんは、
高校時代は家政科に在学し、授業でレシピ開発に取り組んできた経験から、
自分の考案したレシピを広く一般の方に提供できる機会は貴重と、
同事業に携わっています。
今回提供した試食メニューのレシピは、
本イベントで得られたアンケート結果を基に改良を加えるとのことで、
「これからもっとオリジナリティのある魅力的なレシピを開発して、
地元の皆さんに喜んでもらいたい」
と、意気込みを語ってくれました。

 

今後は、大学の学生食堂やJA産直市などでレシピとともに提供し、
地元住民への地産地消の啓発活動に取り組んでいきます。

 

広報室

 

※この記事は、ブログ「とれたてヒロコク便」に掲載しております。
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