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受験生と診療放射線技師の話

第1章 診療放射線技師とは 

診療放射線技師は国家資格

診療放射線技師は国家資格であり、診療放射線技師法(昭和26年制定)によりその資格が規定されています。医療技術の内容は一般人には理解しにくいものです。また、医療行為は常に人の生死に関わってきます。そこで、医療の質を保証し、医療技術者の資質と身分の安定を図ることをねらいとして診療放射線技師法が制定されました。その発展の経緯は、次のようです。医療で放射線治療の利用が大幅に増大し、医師の補助者として診療用放射線全般を取扱う医療技術者が強く望まれるようになりました。そのため、昭和26年に公布された診療エックス線技師法を昭和43年に一部改正し、新たに診療放射線技師の制度が創設されました。趣旨・目的は、人体に有害な放射線を診療のために用いる医療の専門技術者としての放射線や医学等に関する知識、技術の水準を一定以上に確保するとともに、これらの資格者が業務を行う上で必要な規制を行い、もって医療及び公衆衛生の普及及び向上に寄与していくとするものです。当然ながら、医療の担い手である診療放射線技師は医師や看護師等と同様に国家資格の医療職種であり、その医療技術は高度の専門性を有しています。

 

診療放射線技師免許の要件

  • 診療放射線技師の免許は、厚生労働大臣が診療放射線技師籍に登録することによって与えます。免許の積極的要件は、診療放射線技師国家試験に合格した者です。診療放射線技師免許の消極的要件は、欠格事由に該当しないことです。欠格事由である心身の障害により診療放射線技師の業務を適正に行うことができない者として厚生労働省令で定める者、または業務に関して犯罪または不正な行為があった者には、個々の申請者ごとに免許の可否が判断されます。厚生労働省令によって診療放射線技師の免許が与えられない場合があるのは、医師などと同じであり、「視覚、聴覚、音声機能、もしくは言語機能または精神の機能の障害により診療放射線技師の業務を適正に行うに当って必要な認知、判断、および意思疎通を適切に行うことができない者」です。具体的には、次のようになります。

 

 

  • 1.「目が見えない者、耳が聞こえない者および口がきけない者」には診療放射線技師の免許は与えられません(資格取得時の制限)。(絶対的欠格事由、診療放射線技師法4条、昭和26年8月10日)

 

  • 2..精神障害者には、診療放射線技師の免許を与えないことがあります(資格取得時の制限)。(相対的欠格事由、診療放射線技師法5条第1号、昭和26年8月10日)

 

  • 3.診療放射線技師は目が見えない者、耳が聞こえない者または口が聞こえない者に該当するに至ったときは、厚生労働大臣は、その免許を取り消します。(資格取得後の制限)。(絶対的欠格事由、診療放射線技師法9条第1項、昭和26年8月10日)

 

  • 4..診療放射線技師が精神障害者に該当するに至ったときは、厚生労働大臣は、その免許を取り消し、 または期間を定めてその業務の停止を命ずることができます(資格取得後の制限)。(相対的欠格事由、診療放射線技師法9条第2項、昭和26年8月10日)

 

  • 5.診療放射線技師の業務に関して犯罪又は不正の行為があった者には免許を取り消すことがあります。

 

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 第1章  診療放射線技師とは

最終更新日:2012年3月22日