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受験生と診療放射線技師の話

第4章 診療放射線技師法

目的

この法律には診療放射線技師の資格が定められています。業務が適正に運用されるように規律し、医療および公衆衛生の普及および向上に寄与することを目的としています。

定義

この法律で「放射線」とは次の電磁波または粒子線をいいます。

 

  1. 1. アルファ線及びベータ線
  2. 2. ガンマ線
  3. 3. 百万電子ボルト以上のエネルギーを有する電子線
  4. 4. エックス線
  5. 5. 陽子線及び重イオン線
  6. 6. 中性子線

 

また、上記の放射線を発生させる医用放射線機器に加えて、次の画像診断装置も用いて検査を行うことができます。

 

  1. 1. 磁気共鳴画像診断装置
  2. 2. 超音波診断装置
  3. 3. 眼底写真撮影装置(散瞳薬を投与した者の眼底を撮影するためのものを除く)

業務等

診療放射線技師の業務は、医師または歯科医師の指示の下に、アルファ線、ベータ線、エックス線等の放射線を人体に照射することです。前述のように、人体に対する放射線の照射は、医師、歯科医師、診療放射線技師の免許を有しない者が行うことは法律で禁じられています。いわゆる業務独占の制度になっています。診療放射線技師の名称も、無資格者が使用を禁じる、いわゆる名称独占の制度がとられています。

欠格事由

欠格事由については上述しましたが、その項目に該当すれば診療放射線技師免許が与えられない絶対的欠格事由(目が見えない者、耳が聞こえない者及び口がきけない者)と症状によって判断される相対的事由(精神障害者)があります。

 

他の医療関係者との連携

診療放射線技師は、その業務を行うに当っては,医師その他の医療関係者とも緊密な連携を図り、適正な医療の確保に努めなければなりません。

守秘義務

診療放射線技師は、正当な理由なく、その業務上知り得た人の秘密を漏らしてはなりません。診療放射線技師でなくなった後においても、同様としています。

罰則

診療放射線技師法に違反したものは、罰則に応じて6カ月~1年以下の懲役、20~50万円以下の罰金が処せられます。

試験

試験は、診療放射線技師として必要な知識と技能について行われます。試験に関して不正の行為があった場合には、その不正行為に関係ある者についてその受験を停止させ、またはその試験が無効になります。その者について期間を定めて試験を受けることが許されません。
試験科目は次のとおりです。

 

  1. 1. 基礎医学大要
  2. 2. 放射線生物学(放射線衛生含む)
  3. 3. 放射線物理学
  4. 4. 放射化学
  5. 5. 医用工学
  6. 6. 診断画像機器学
  7. 7. エックス線撮影技術学
  8. 8. 診療画像検査学
  9. 9. 画像工学

10. 医用画像情報学

11. 放射線計測学

12. 核医学検査技術学

13. 放射線治療技術学

14. 放射線安全管理学

教育

診療放射線技師の教育は、学校教育法に基づいて行われます。教育内容は次のとおりです。

 

教育内容単位数
基礎分野 科学的思考の基盤 14
人間の生活
専門基礎分野 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 12
保健医療福祉における理工学的基礎 並びに放射線の科学及び技術 18
専門分野 診療画像技術学 17
核医学検査技術学 6
放射線治療技術学 6
医用画像情報学 6
放射線安全管理学 4
臨床実習 10

 

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最終更新日:2012年3月22日