成人の日

2017年01月11日

1月9日は成人の日でした。成人の日を迎えた皆さん、おめでとうございます。
私は、「東広島市成人を祝う会」に来賓として招待され、出席してきました。
開式30分位前に会場に着きましたが、着物や袴、スーツ姿の新成人の皆さんが、多数集まっておられました。あいにくの小雨ではありましたが、あちこちで記念撮影をしておられました。

式は東広島次郎丸太鼓から始まり、国歌斉唱、蔵田東広島市長の式辞と続いていきました。新成人2人による「誓いの言葉」では、いろいろな決意を表明しておられましたが、「多様な人とふれ合い、理解する」という内容もあり、本学が目指す将来像「ともにしあわせになる学び舎」を基にした「ユニバーサルキャンパス構想」とも合致しており、嬉しく思いながら聞いておりました。

式後、広島県議会議員の方から、「大学では成人の日を祝う会は行わないのですか」と尋ねられました。本学では、お祝いをしている学科もあるようですが、大学としては行っておりません。ただ、本学は県外からの進学者も多く、成人の日を故郷で過ごしたい、という学生さんも多くおられるので、成人の日を故郷で過ごしやすくする配慮をしております。具体的には、新年の授業始まりを成人の日以降に設定しています。年末年始に帰郷して、学校が始まるために広島に来て、成人の日に合わせて再び帰郷する、というのが負担となり、「成人の日に帰郷できない」という学生さんの声があったのがきっかけです。

夕方からのニュースでは新成人へのインタビューが多く報道されておりましたが、昨今の政治情勢について語る人、広島ならではの被爆者への想いを語る人など、大変たのもしく思いました。私は、自宅地域での「とんど焼き」の行事のため、式後すぐに帰宅したので、本学の学生さんには会うことができず、学生さんの感想を聞くことができませんでした。ですが、本学の学生さんは「人の役に立ちたい」という強い想いを持って入学して来られた方が多いので、きっと「しっかり勉強し、いろいろな経験をして、お年寄りにありがとうといってもらえるようになりたい」とか「少しでも多くの人の命を助けたい」などと答えたのでは、などと思っておりました。

新成人の皆さん、先行き不透明な時代ではありますが、自分の夢をめざしての努力は必ず報われると信じております。頑張ってください。