３月１０日に、東広島キャンパスと広島キャンパスで学内合同就職説明会が開催されました。前日の３月９日には医療栄養学科１期生を対象に呉キャンパスで開催されました。東広島キャンパスでは、臨床心理学科（現 心理学科）など一般企業への就職を目指す学生さんが主となる学科の３年生が対象で、今年で１２回目の開催となります。参加頂いた企業・団体の皆様、ありがとうございました。当日は、説明会の開催前から本学教員と参加頂いた企業や団体の皆様との交流が始まっておりました。本学卒業生が説明者として来て下さっている企業もあったようです。私が知っている卒業生もお世話になっているのですが、ここ何年か、本学の卒業生と縁がなく、今年は是非採用したい、と言って下さった企業の方もおられました。

説明会では、説明者の方は、プロジェクターやPCの画面、あるいは手持ちのパネルなど、様々に工夫をしながら、説明をしておられました。本学の学生さんも、資料を見たり、ノートにメモをとりながら熱心に聞いていたようです。今の３年生は、３月から企業による説明会が解禁となり、６月から選考が本格化します。従って、準備期間が短く、昨年夏頃からのインターンシップを実質の就職活動と捉えていた学生さんもおられるようです。本日、参加頂いた企業や団体様といいご縁ができたらと思います。

本学では、看護師や診療放射線技師など、医療関係の国家資格を取得し、医療機関への就職をめざす学生さんが多いのですが、彼らの場合には、通常の大学生とは異なり、４年次の夏以降に就職活動が本格化する職種もあるほどです。また、国試に合格できるか不安な学生さんは、まずは受験勉強に専念して、４年生の２月や３月に行われる国試で、合格できる見込みとなってから就職活動を開始する、つまり卒業間近となってから就職活動をする人もいます。ですので、同じ３年生でも、これらの学科の学生さん達は就職活動はほとんどしておらず、学外実習に出かけていたり、これから受ける学外実習のために勉強しているのが、今の時期です。また、救急救命学専攻の学生さんは、ほぼ全員が公務員試験を受験しますが、４年生になると、早速公務員試験が始まり、秋まで続きます。従って、救急救命学専攻の３年生は、公務員試験の受験勉強を頑張っている時期です。

大学生の３月というと春休みでリラックスして遊んでいる、というイメージの方も多いかもしれませんが、このように来春卒業予定の学生さんたちは、将来に向けて就職活動や勉強に忙しいのが現状です。本学では、３月１５日に、学位記授与式を挙行します。気持ちよく、来年度の学位記授与式を迎えることができるよう、来春卒業予定の皆さん、頑張ってください。

【学内合同就職説明会　東広島キャンパスの様子】