学位記・修了証書授与式

2017年03月16日

2016年度の学位記・修了証書授与式を、3月15日に挙行しました。卒業生、修了生の皆さん、本当におめでとうございます。また、ご列席いただいた来賓の皆様、卒業生・修了生のご家族・関係者の皆様、祝電を頂戴した皆様、ありがとうございました。本学は、2013年度に開設した専攻がいくつかあるのですが、その一期生も無事卒業しました。先輩がいないなか、また、教職員も初めて、ということで戸惑うこともあったようですが、無事、卒業の日を迎えることができました。

私の式辞では、「自信を持って歩んで欲しいこと」「挑戦する心を持ち続けて欲しいこと」「母校を訪れて欲しい」ことなどをお話ししました。話す内容に合わせて、卒業生・修了生の皆さんはいろいろな道を歩いて行くことから、様々な「道」の写真、その際には、あえて険しい道に挑戦して欲しいという願いから「ロッククライミング」をしている写真、「ともにしあわせになる学び舎」という将来像のもと、交流や連携をキーワードとして改革を進めていることから「学生や地域の方々の交流場面」の写真など、式辞の内容に合わせてイメージスライドを示してもらいながら、話を進めました。私が喋っている位置からはスライドが見えないので、予定通り写っていたのか、ちょっと心配でしたが、後から聞くと問題なく切り替えて頂いたようです。ともかく、卒業生・修了生には、それぞれの専門を活かして社会で活躍し、周りの人も巻き込んでしあわせになって欲しいと思います。

卒業生代表による謝辞では、2013年度に設置された専攻の一つである救急救命学専攻一期生の学生さんが、大学での実習のこと、地元の消防団に入って頑張ったことなどを話してくれました。卒業後は、希望通り消防署で働きますが、救急救命士として活躍できること、期待しています。

今年度の学位記・修了証書授与式では、滝沢さんという76歳の方が、修士の学位を授与されました。本学では、最高齢記録での学位取得です。日頃から文章を書いておられた、ということで、しっかりと論文をまとめられ、指導教員が教えてもらうことも多かったということです。大学の近くにお住まいで、畑仕事もされているとのことなので、今後も本学へ寄って頂き、是非後輩達に話をしてもらいたいとお願いをしました。

本学では、今年から3年間、開学20周年事業に取り組みます。卒業生・修了生の皆さんは、ますます進化する広島国際大学を訪れてください。また、壁にぶつかった時、ステップアップしたい時など、本学を利用してください。皆さんの今後のご活躍を祈念しております。