オープンキャンパス・健康サポートフェアでの出会い

2017年10月04日

今年も10月に入りましたが、1日に本年度最後のオープンキャンパスを3つのキャンパスで開催しました。私は3つのキャンパスを回りましたので、それぞれのキャンパスでは1時間程度の滞在でした。高校3年生は既に進路を決めておられる生徒さんが多いことから、進路を検討している2年生や、すでに本学への受験を決めていて入試や学生生活等についての確認をされる来場者が多いのが、この時期のオープンキャンパスの特徴です。広島キャンパスでは、本学の医療経営学科の学生さんが高校1年生の妹さんを連れて来られ、同級生とともに大学についていろいろとアドバイスをしておられる姿もありました。また、東広島キャンパスでは、すでに大学を卒業しているけども福祉について学び、母国の福祉に貢献したいという海外出身の留学志望の方も来校され、本学教員といろいろな話をしておられました。

 

本学のオープンキャンパスでは、どのキャンパスでも「しゃべり場Cafe」という、来場者の方が本学の学生さんと大学生活や学びについていろいろと話をすることができるブースを設けております。本学の多くの学科では病院などの施設のスタッフの方が着ておられるユニフォームのような実習着を着て学内・外で実習をしており、東広島キャンパスや呉キャンパスの「しゃべり場Cafe」や各学科の会場では、白色や空色などの実習着で参加してくれている学生さんが多くおられます。学生さんとその話をしている中で、先日実施された学科混合で行われる専門職連携演習で初めて実習着を着て、すごく緊張したそうです。実習着を着ると引き締まった気分になりますし、目指している職種として恥ずかしくない知識や技術を持っていないといけない、という気分になるからでしょう。専門職連携演習では、いろいろな学科の学生さんが、それぞれの実習着を着て参加しますので、特に緊張されたのかも知れません。ユニフォームの効用について、改めて考える機会となりました。

また、9月30日から10月1日まで、広島市内の体育館で中国新聞社主催の健康サポートフェアが開催され、本学からは薬学部がブースを出展しており、薬学部の学生さんがイベントのボランティアとして参加しました。私も、広島キャンパスでのオープンキャンパスを見学後、会場に向かいました。どのブースも人だかりでしたが、本学のブースにも多くのお子さんが並んでおられました。粉状のラムネ菓子に圧力を加えて錠剤状にするという体験イベントですが、小さなお子さんが手動のポンプを一生懸命に押して固めておられる姿が印象的でした。体験後すぐに並び直すお子さんもおられ、「11個目」と嬉しそうに話をしてくれました。

 

オープンキャンパスの来場者の皆さん、健康サポートフェアで本学ブースに寄って下さった皆さん、ありがとうございました。多くの出会いがあり、様々な形での交流ができたと思います。本学では、交流と連携をキーワードとした改革やキャンパス整備を進めております。本学の学生さんや卒業生の皆さんだけではなく、地域の方々も私どもとともに成長していくことができる、そんな学び舎にしていきますので、いろいろなご意見をお寄せ頂ければ幸いです。