広島国際大学                     特別研究助成制度研究成果報告会

2017年12月05日

本学では、若手の教員を中心に研究助成制度を設けて、研究の活性化と科学研究費等の外部資金獲得を目指しております。その助成を受けた研究の報告会が12月2日に開催されました。この報告会は研究の進捗状況を報告するという目的もありますが、他の教員に研究内容を知っていただく事で、学科を超えた共同研究を推進したい、という目的もあります。

発表はポスターとショートプレゼンテーションの形式で行われました。電子カルテ導入による勤務の効率化についての研究や人工筋肉を利用した安価な義手の開発、人工透析で使われているチューブの特性に関する研究、薬の開発や発癌性に関係する化合物の研究など多様な発表があり、本学教員の研究力を再認識しました。

毎年感じていることなのですが、これだけの内容を参加者だけで聞いているのはもったいなく、研究秘密を保持しつつ、もっと多くの教職員や学生さん、一般の方に聞いてもらいたいと思います。この想いは、今回の報告会の開催に携わった教職員も同じで、来年は本学の開学20周年でもあり、市民大学も開学するので、サイエンスフェスティバルとして開催しようか、など研究内容とは離れた話題でも盛り上がりました。さらに研究を活性化すると同時に、研究する事の楽しさや魅力を中高生や一般の方に伝えていくことができれば、と思っております。