学長表彰  祝!日本代表

2018年05月01日

新学期が始まって一ヶ月がたち、一年生の皆さんも新しい生活に慣れてこられた頃です。本学では連休の谷間となる5月1、2日を休講として、連休をしっかりと楽しんでもらえるようにしております。本学には県外からの入学生が多くおられますので、一ヶ月ぶりに地元に帰って新しい生活について家族の皆さんに報告される一年生も多いと思います。

そのようななか、嬉しいニュースが届きました。北京で5月12日から、主としてアジアの国々の障がい者スポーツの大会である「Beijing 2018 World Para At hletics Grand Prix The6th China Open A thletics Championships」が開催されるのですが、本学医療福祉学部一年生の青木涼君が脳性麻痺のクラスで100mと200mの日本代表に選ばれました。その栄誉をたたえ、学長表彰を行いました。本学の学生さんが日本代表に選ばれるのは、初めてです。青木君が出場する障害のクラスはアジア、特に中国勢が世界的にも強く上位に食い込むにはまだまだということですが、自己ベストを更新するなど頑張ってきて欲しいと思います。

本学では、2020年度に健康スポーツ学部の設置を計画しており、障がい者スポーツにも今以上にかかわっていきたいと考えております。ですので、青木君のような学生さんが入学してこられたこと、本当に嬉しく思っております。青木君は短距離走のトレーニングを始めてからまだ3年ということで、伸びしろは大きいのではないかと思います。本学には学生時代に男子100mの広島県代表として全日本選手権に出場した教員がおりますので、彼に指導してもらうのもいいのでは、と話しました。この大会が終わると全日本の合宿もあるそうですが、東広島キャンパスでは、今年度中に陸上競技場が完成を予定しており、青木君の本学での練習環境も良くなります。東京パラリンピック出場を目指して頑張って欲しいと思います。