オープンキャンパスと大阪府北部地震

2018年06月21日

梅雨の合間の好天に恵まれた6月17日に、本学3キャンパスでオープンキャンパスを開催しました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。又、教職員や学生の皆様、お疲れ様でした。

私自身は東広島キャンパスの会場で、来場いただいた皆様にご挨拶し、本学が取り組んでいる改革についてご紹介した後、広島キャンパスに移動して、挨拶をさせていただきました。私が話している間、メモをとっておられる方もおられ、熱心に聞いていただきました。本学オープンキャンパスでの体験等を通して、来場者の方々が健康・医療・福祉分野における動向の理解や、高校生の皆さんの進路決定の参考になれば幸いです。

オープンキャンパスでは毎回多くの学生さんが手伝ってくれています。今回は、広島キャンパスでの挨拶の後、広島市内で開催された「ゆるスポーツ」イベントの見学に行ったため、来場者の方とお話しする時間があまりありませんでしたが、それでも保護者の方から「学生さんの説明が良かったです」と言って頂け、大変嬉しく思いました。

また、東広島オープンキャンパスには、本学を設置している常翔学園の設置校で、大阪の常翔学園中学校・高等学校から広島研修旅行として来学された保護者の方にも参加頂きました。昨年も参加いただいた保護者の方からは、「昨年は肉離れで脚を引きずっておられましたね」と声をかけて頂きました。常翔学園では設置校間での連携を深める取り組みを進めており、広島国際大学にさらなる親近感を持って頂けると幸いです。

ところで、オープンキャンパスの翌日に、大阪府北部で大きな地震が発生しました。被害に遭われた方には、お見舞い申し上げます。その地震ですが、常翔学園設置校でも被害が出ています。人的には、エレベーターに閉じ込められたり、自転車で転んだり等はありましたが、重傷になるような被害は出ておりません。しかし、震源地近くにキャンパスがある学校もあり、一部の建物を立ち入り禁止にしたりしております。朝の7時58分と、学校に学生さんが多くおられる時間帯ではありませんでしたが、もしこれが昼間の授業中だとかなりの混乱が生じたであろうと推測します。広島では地震が発生したのも気づかない程度の揺れでしたが、一日早ければ常翔学園中高から来られた広島研修旅行の一行様など大阪方面から来場頂いた皆様が広島に足止めになるところでした。本学で行っている避難訓練では、避難対象として教職員と学生しか想定しておりませんが、オープンキャンパスや大学祭など、特に学外の方が多く来学されている場合も想定したシミュレーションもしなくては、と感じました。