「豊かなくらしと体の健康を考えるシンポジウム」(新井さんトークショー)

2019年06月04日

6月1日に、本学東広島キャンパスの講堂で「豊かなくらし 心と体の健康を考えるシンポジウム」が開催され、第一部では来年度設置予定の「健康スポーツ学部」「健康科学部」の教員によるパネルディスカッション(プレゼンテーション)、第2部では昨年までカープで活躍されていた新井さんのトークショーがありました。多くの方に参加頂き、ありがとうござました。また、応募多数のため抽選となってしまい、参加できなかった方には申し訳ありませんでした。当日の様子について、「ニュース・トピックス」にも、速報で写真が掲載されておりますので、ご覧下さい。

<真っ赤なユニフォームを着て挨拶>

シンポジウムの開催にあたり学長挨拶があるのですが、当日家を出るまでは普通にスーツを着て挨拶する予定でした。ところが、家を出る直前に職員から、「皆で贈った還暦祝いのカープユニフォームがあるじゃろ。それを着て挨拶をしてくれ。」という内容の電話があり、急遽用意して出かけました。背番号60の真っ赤なユニフォームを着て、挨拶に登場すると、集まった方々は皆カープファン、ということで、それだけで喜んで頂けました。さすが本学の職員、カープファンの気持をよくわかっている、というところでしょうか。

<多才な本学教員に感心>

第一部では、本学の教員がそれぞれの専門の立場から健康やしあわせをテーマに話をしました。第二部の新井さんトークショーを楽しみに来ていた聴衆の方が多いでしょうから、「専門的な難しい話」になると、どうなるかと思いましたが、全教員ともにユニークな視点で、面白おかしく話をしてくれて、聴衆の方からも「ホー」という声や「笑い声」があって、ホッとすると同時に、改めて本学教員の実力を認識しました。ここでも、赤い帽子をかぶったり、カープのユニフォームを着たりした教員が登場したので、親しみを持っていただけたのではと思います。

<温かい新井さん>

第二部は新井さんのトークショーです。中国新聞ではカープの試合があった翌日の朝刊にコラム「球炎」が載りますが、その担当をしておられる山本修さんが進行役となり、新井さんのトークショーが始まりました。新井さんの名前(あらいたかひろ)にあやかり、「あ」さごはん、「ら」ッキー、と「ろ」まで順にテーマに取り上げられて、トークが繰り広げられました。新井さんの温かい人間味あふれるトークに、 皆さん感心するとともに、癒やされたと思います。トークショーの前後で、挨拶に行きましたが、その際も非常に暖かくお話頂き、これが新井さんが人を引きつける魅力なんだなと実感しました。

トークショーが終わると、抽選で新井さんからプレゼントがありました。マツダスタジアムでのチケットが当たったお二人は、ステージにあがって、新井さんから直接チケットを受け取られ、記念写真も撮ってもらっておられました。本当にいい思い出になったことと思います。

<同時開催健康イベント>

この日は、シンポジウムだけでなく、超音波診断装置を使って動脈硬化の状況をチェックしたり、筋肉量を調べたり、といった健康イベントも同時開催しました。シンポジウム開催後は、特に賑わっていました。席が少し空いた隙に、私も「聴こえ」について体験するエベントに参加しました。最初に、ある人が喋る声を聞き、次に他の人も加わって同時にことわざや四字熟語を喋る動画が流れます。そこで、最初に喋った人は何と言っていましたか、というものですが、何度もトライして、わかったのは一度だけでした。私的には、「わかるわけないじゃん」という感じでしたが、一緒に体験した方の中には、わかる方もおられ、「還暦を過ぎた」ということかなーと、改めて思った次第です。

<「豊かなくらし」のお手伝いをしたい>

本学は地域に開かれた大学でありたいと思っておりますが、今回のエベントで、初めて本学を訪れた、という方も多くおられました。もっともっと、本学を訪れて頂く機会を作り、本学を学び舎として多くの人が「豊かなくらし」となるお手伝いをしていきたいと思います。