8月6日

2018年08月08日

今年も、8月6日に平和記念式典(広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式)が平和記念公園で開催されました。原爆が落とされた午前8時15分、私は車中でしたが、ラジオを聴きながら車内で黙祷を致しました。湯崎広島県知事は、式典のあいさつの中で、現状を「お隣の家を爆破できる爆弾を仕掛け合って安心だと言っている」と表現され、「これではいけない」、というメッセージを出されました。まさにその通りだと思います。広島国際大学は将来像を『ともにしあわせになる学び舎』としておりますが、湯崎知事の例えは、とても『ともにしあわせ』な状態ではありません。本学設立時の理念にもある通り「保健、医療、福祉を軸に世界平和を創造する大学」でありたいと思います。

また8月6日は、西日本豪雨から一ヶ月ということもあり、地元の新聞の朝刊では災害からの復旧・復興の現状に殆どの紙面が割かれていました。豪雨、猛暑、地震と日本中どこで災害がおきてもおかしくありません。本学の卒業生の多くは医療や福祉関連施設で働きます。移動が困難な方もおられるでしょう。災害が起きたとき、あるいは起きる可能性があるとき、そのような方々を含め、自分や家族など周囲の人々の命を守るために、どのように行動すべきか、今回の災害の経験を活かして、私自身も含め、皆が考えていけるようになりたいと思います。

8月6日は大学のイベントもありました。中国の蘇州科技大学から、大学生が本学へ研修に来ておられ、8月6日から本格的に研修が始まりました。私は、歓迎の挨拶をして、歓迎昼食会にも参加しました。志の高い学生さん達で多くの学生さんが大学院に進学し、研究者や教員を目指すと言っておられました。皆さん、広島原爆の日を知っておられ感激です。せっかく広島で研修されているので、世界平和についても考えて欲しいとお伝えしました。夕方には、呉キャンパスで学長表彰も行いました。看護学部の4年生が女子サッカーの国体中国ブロック大会の広島県代表に選ばれた事を表彰し、大会へ向けて激励しました。初戦は8月11日だそうですが、頑張って国体にも出場して欲しいと思います。

広島にとって特別な8月6日ですが、いくつかの事が重なって、私にとっても印象深い8月6日となりました。