呉キャンパス教育会館(3号館)披露会開催!

2019年07月30日

7月28日に呉キャンパス教育会館(正式には3号館)の披露会を開催しました。新原呉市長をはじめ自治体、大学、高校、企業、地元の方々など、多くの方に出席いただきました。本当にありがとうございました。9月の運用開始に向けての準備中で、周囲のキャンパス整備も途中ではありますが、椅子や机などを納入いただいて、運用している状態がイメージできる状態となりましたので、オープンキャンパスと併せて開催しました。そのため司会の学生さんが会の進行を始めてすぐに、オープンキャンパスの案内の放送が会場内に流れるというハプニングがありました。もちろん室内への放送は教室毎にオフにできるのですが、まだ慣れていない教室ですのでオフにするまでに少し時間がかかってしまいました。ただ、「きちんと放送設備が動いている」という確認にはなりました。また、司会の学生さんが落ち着いて対応しており、あらためて本学の学生さんに感心しました。

<学内でのグループワーク、交流・連携の推進に>

本学では、「交流と連携」を重視して、教育改革やキャンパス整備を進めており、教育会館新築もその一環です。学内の「交流と連携」ということでは、グループワークができるスペースをふんだんに設けています。例えば、本学では、どうすれば医療やケアを担うチームが力を発揮できるのかを学科横断で学ぶ専門職連携教育(IPE)を展開していますが、呉キャンパスでは280人規模で行いますので、それを可能とするIPEホールを設けました。このホールには、1グループ8名の場合、35グループが同時に議論できる什器をそろえています。

<学外の方も含めた交流・連携の推進に>

学外の方を含めた交流ということでは、呉市の市道に面した1階に、陽だまりレストラン・カフェを設置し、近隣の方が気軽に寄って頂けるようにしました。近隣の方同士、さらには本学の学生さんも加わって交流が進むことを期待しています。9月には本学正門付近に「呉ローズガーデン」を開園予定ですが、こちらの運営は地域の方と本学教職員・学生が連携して運営にあたりますので、教育会館で「バラ」についての議論が盛り上がり、素晴らしいバラ園として運営できればと思います。

<学修拠点に>

本学の呉キャンパスでは、薬学部、看護学部、医療栄養学部(来年度からは「健康科学部医療栄養学科)」の学生さんが学んでおり、いずれの学科でも国家試験合格を目指します。そのために、学生さんの学修支援スペースもしっかりと確保しました。特に、個別学修の部屋は、机間の隔壁の高さが異なるスペースを用意するなど、それぞれの学生さんのニーズに応えることができる、すばらしい部屋になっています。

オープンキャンパス等での利用はすでに始まってはおりますが、本格的な利用は9月下旬からです。教育会館で、どのような授業が行われるのか、どのように学生さんが活動するのか、また地域の方にどのように使っていただけるのか、そして、交流や連携がどの程度進んで行くのか、本当に楽しみです。