蘇州大学文正学院 Stay in Hiroshima      無事終了!

2019年07月30日

7月8日からの約3週間にわたった中国蘇州大学文正学院2019年度 Stay in Hiroshimaの短期プログラムが無事終了しました。1年生から3年生の15人、主に英語科の学生さんが来日してのプログラムです。蘇州大学文正学院では、昨年の同時期にも来日されたのですが、西日本豪雨の影響で大学を休講としていた時期にあたり、交通事情も悪かったため、プログラムの内容を変更せざるを得ませんでしたが、今年は予定通り実施でき、ほっとしています。

大学での研修最終日、私から一人一人に修了証をお渡しし、昼食会を兼ねた送別会を行いました。広島キャンパスの大学祭でお会いした学生さんもおられますが、多くは研修初日以来の再会です。それなのに、私の名前を覚えてくれている学生さんもおられて感激しました。送別会では、別れに涙する学生さんがおられたり、「中国で半年以上かけて学んだような日本語をこの三週間で一気に学んだ」「お好み焼きが美味しかった」「学食の親子丼は苦手だった」とか、いろいろな話を聞く事ができました。中国の方の「爆買い」というのは、かなり収まってきたと聞いていますが、今回の学生さん達もスーツケース一杯の買い物をされたようです。化粧品というのは良く聞くのですが、日本のゼリーがすごく気に入って、「戻ったらみんなで食べる」と大量に購入した学生さんもおられました。7月27日の夜に、東広島キャンパスの地元、黒瀬での花火大会を楽しんで、翌日朝の飛行機で帰国されました。日本の夏では定番の花火大会も、中国ではあまり行われないようで、都会で行われるような大規模なものではありませんが、かなり楽しんでもらえたようです。蘇州大学文正学院には中国各地から学生さんが入学してこられるそうです。7月の初めに学年末を終え、いわゆる夏休みに入っており、帰省して故郷のご家族・友人と広島での体験を共有してもらえるといいなと思います。

本学では、この後も中国や台湾からの研修が相次ぎます。8月からは主として、日本の介護を学ぶための研修ですが、日本の文化もしっかり体験してもらい、日本に好感を抱いていただくことにも寄与できればと思います。