パンデコ体験!

2020年11月26日

<11月3連休>

新型コロナウイルス感染症が拡大しつつあるなかですが、11月21日から3連休だった方も多くおられると思います。

本学では、21日、22日と 学校推薦型選抜を実施しましたが、大きなトラブルもなく終了することができ、まずはホッとしています。

23日勤労感謝の日は、本学呉キャンパスの地元で、「広地区教育祭」の式典がありました。自治会や子供会、ダンス講師の方など、教育に貢献された方々の表彰が行われました。この教育祭は、例年であれば音楽祭などいろいろなイベントがあるのですが、今年はコロナ禍のために表彰とポスター展示だけになったのが残念です。

<M’s Cafe> 

私は、この広地区教育祭式典に参列した後、竹原市で行われたイベント「M’s Cafe」に行きました。本学は、八天堂および宗越福祉会と11月11日に連携協定を締結したばかりですが、この3者が集まって、「手洗い」「パンデコ体験」「ノルディックウォーキング」の3つを体験できるイベントを開催しました。本学からは健康科学部医療福祉学科の教員や学生が、手洗いの洗い残しを確認するイベントを宗越福祉会の職員の方と一緒に担当しました。手洗いチェッカー専用ローションを塗ってから手洗いをして特殊なライトで手を観察すると、洗い残した部分が光ってわかる、というものです。「水だけで時間をかけて洗ったけどほとんど汚れが取れていない」「しっかり洗っているけど、爪のあたりがなかなかきれいにならない」などの感想が聞かれました。私も、以前体験したことがありますが、きちんとした手洗いは難しいですね。

<パンデコ初体験>

「パンデコ体験」では、本学の学生さんも体験をしておられ、隣でわたしも体験させてもらいました。パンデコは八天堂の方が長く取り組んでおられる事業で、パン生地を用いて創作活動を行うものです。私は、「アザラシ」に挑戦しました。最初に、パン生地を手で丸めて、表面をなめらかにするのですが、なかなかうまくいきません。八天堂の方は、短時間で、しかもきれいに丸めておられました。さすがです。

その後に、形をととのえたりして、10分程度オーブンで焼きます。最初は真っ白ですが、少し膨らんで、焼け目もでてくるといい感じになります。最後に、目や口を書いて完成です。私が作ったものには、磁石もつけていただきましたので、冷蔵庫のドアなどにつけておくことができます。家に帰って、妻に「こんなのを作った」と話すと、「アザラシだね」と言ってくれて、ちょっと嬉しかったです。私は、「字」も含めて美術的なセンスがあるとはとても言えないので、なんと言われるかヒヤヒヤでしたが。ちなみに、このパンデコ、パンのいい香りがしており、衛生面のことを気にしなければ食べることができるそうです。美味しくないそうですけど。

<大学と地域連携活動>

ノルディックウォーキング体験は少し見学しただけでしたが、楽しいひとときを過ごすことができました。ところで、大学で学ぶことの意義の一つが、このように、さまざまな地域連携の活動にいろいろな形で参加できることと思います。コロナ禍の中ではありますが、学生の皆さんは感染に十分に注意しながら、できる範囲で地域連携活動を進めてください。「こんなことをしてみたい」という要望も歓迎です。