名誉教授称号記授与式挙行                〜久保田トミ子教授〜

2021年03月18日

本学の副学長や医療福祉学部長を歴任された久保田トミ子教授が、今年度でご退職されることとなり、3月3日桃の節句に名誉教授称号記授与式を行い、名誉教授称号記をお渡ししました。私のわがままで、本学への赴任当初に予定していた期間を大きく超過してご活躍いただいておりました。本当にありがとうございました。

久保田先生は、大学や学部の運営だけでなく、学生募集に、地域との連携にと、フットワーク軽く動き回ってくださいました。その範囲は日本に留まらず、海外にも広がっております。私が中国へ出張した時のことを2018年4月の学長ブログでご紹介しましたが、この際も久保田先生に同行しての出張でした。

また、久保田先生は、そのお人柄か、いろいろな人を惹きつける魅力を持っておられます。本学では、アジア介護・福祉教育研修センターを設置し、日本で働くアジア諸国の介護・福祉人材教育の指導者や、介護・福祉分野に興味を持つアジア諸国の学生・教員の研修などを行っておりますが、その設立も、久保田先生の人脈があったからこそです。

名誉教授称号記授与式では、久保田先生よりご挨拶をいただき、コロナ禍における施設での実習に関するエピソードなど、学生さんに対する想いを熱く語ってくださいました。私ども教職員一同、先生の学生さんへの想いを引き継いで、教育にあたっていきたいと思います。

本来であれば、懇親会を開催して、教職員からお礼の言葉を申し上げたり、久保田先生の功績についての思い出話をするところなのですが、コロナ禍のため開催できないのが残念です。

コロナ禍はまだまだ続きそうですので、久保田先生には、健康に十分に留意されつつ、これからも名誉教授として、また、客員教授として私たちをご指導いただければと思います。