オープンキャンパスで出会った学生さん達

2016年06月21日

6月19日、本学の3つのキャンパスでオープンキャンパスを開催しました。
私が住んでいる地域では未明からかなり強い雨が降っており、誰も来てもらえないのではないかと心配していましたが、徐々に雨も上がり多くの高校生や保護者の方に来場頂きました。遠く沖縄から来て頂いた高校生・保護者の方もおられました。来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。本年度のオープンキャンパスでは、教員は私服ですが、学生はピンク、事務職員は青のTシャツを着て、来場者の対応をしております。カラフルですし、学生と事務職員が一目で区別できて良かったな、と思っておりますが、来場して頂いた皆様はどう思われたでしょうか。

朝の雨で、オープンキャンパスの他にもう一つ気になっていたのが、マツダスタジアムで予定されていた広島カープのセパ交流戦の最終戦でした。試合は午後からということもあり予定通り開催され、本学では、教職員も学生もカープファンが多いので、午後からはカープの試合経過も気になりながらのオープンキャンパスでした。余談ですが、カープはこの日も勝利し、交流戦の最後を6連勝という見事な成績で締めくくりました。他球団のファンの方には申し訳ないですが、セパ交流戦で大きく貯金をすることができたことでもありますし、 カープには久しぶりのセリーグ優勝へ向けて頑張って欲しいと思います。

各キャンパスでは、オープンキャンパスを手伝ってくれている、いくつかの学科の学生さんと話をしました。東広島キャンパスでは「試験が続くので毎日猛勉強しています」という臨床検査学専攻の学生さん、呉キャンパスでは「課題をする時間があるので、授業と授業の空き時間は助かります」とか、「毎日新しいことがわかって楽しいです」という医療栄養学科の学生さんが印象的でした。臨床検査学専攻の学生さんと言えば、東広島キャンパスに黒瀬町を一望できるゆったりとしたカフェを設置しているのですが、そのカフェで何日か前に 「毎日猛勉強しています」という学生さん達と話をしたばかりです。「空き時間がある時は、学生寮に戻り友達と一緒に勉強をしています」という学生さんもおられましたし、本学の学生、結構勉強しています。
 
また、「図書館に映像ライブラリーのような映画を鑑賞できる施設が欲しい」とか、「おいしいコーヒーを飲みながら勉強したりおしゃべりができるお店が欲しい」という看護学科の学生さんもおられました。両キャンパスの学生さんから「カラオケルームが欲しい」という声もありました。私の娘が東京にある大学の学生なのですが、「私は、時間ができたら、空いている教室を探して勉強することが多いけど、カラオケに行って、歌ったり、音楽をかけながら勉強したり、楽器を持ち込んで練習したりしている人も多いよ」と聞いたばかりでした。最近は一人カラオケも普及しており、専門店も出来ているようです。私が学生時代にはカラオケはありましたが、カラオケボックスというのはなかったように思います。お店で飲んだり食べたりするついでに歌うというのが普通でしたが、いろいろと変わって来ていますね。

その他にも「学食を充実させて欲しい」「握手して下さい」など、いろいろな要望がありましたが、すぐに要望をかなえることができたのは「握手」だけでした。広島キャンパスの学生さんからは「グラウンドを設置して欲しい」と言われましたが、広島キャンパスではさすがに無理です。無料巡回バス等を利用して、東広島キャンパスなど他キャンパスで他学科学生とともに活動してくれるといいのですが。

本学では秋山前学長が「学長カフェ」を開催し、学生さんと懇談したり要望を聞く機会を設けておりました。私が学長に就任してからは「学長カフェ」を開催しておりませんが、近く開催する予定にしています。本学の学生さん、開催の案内があれば是非話に来て下さい。

本学は2018年に開学20周年を迎えます。20周年事業については、まだ計画中ですが、呉キャンパスでは老朽化した建物を解体し、図書館機能や食堂機能などを持った建物を建てる予定です。その他にも、本学の将来像である「ともにしあわせになる学び舎 」の実現に向けて、本年度スタートした「広国教育スタンダード」をさらに進化させると共に、学生さんの生活環境等の充実も計画しています。地域の皆様との交流も活性化できればと思っております。様々な機会を通して、学生さんや卒業生、地域の皆様等から伺った声も参考に20周年事業を計画します。本学への要望がありましたら、遠慮無くお知らせ下さい。