HIU保護者ミーティング

2016年08月01日

先週末に開催した福岡、大分会場で、今年度のHIU保護者ミーティングの日程がすべて終了しました。本年度は、本学の各キャンパスを含め、西日本の13会場でHIU保護者ミーティングが開催され、約870組、1200名の保護者の方に参加頂きました。約5人の学生に1組の保護者の割合で参加頂いたことになります。本当に多くの保護者の方に参加頂き、ありがとうございました。

この保護者ミーティングは、広島国際大学後援会の主催で開催されており、第一部として、大学から就職活動に向けて等の説明をしたり、卒業生から就職活動の振り返りや現在の仕事の内容の説明をしてもらったりという全体ミーティング、第二部として、保護者の方と学科の教員との個別面談をするという形式で実施しました。全体ミーティングでは、毎年在学生が司会を務めており、学生にとってもいい経験となっています。学生司会は、オープンキャンパス等でも活躍しており、何度も司会を経験している学生さんは、良く通る声で、落ち着いて話しており、いつも感心しております。

本学では、全学科で1年次に「チュートリアル」という科目があり、学生さんを少人数のグループに分けて、学科の専任教員全員が分担して担当します。学科により異なる部分はありますが、原則として、このチュートリアル担当の教員が、いわゆる担任となります。学年が上がり、卒業研究等のゼミに配属された後は、ゼミ担当の教員も担任となります。これら担任や各学科の教務委員等を、アカデミック・アドバイザーと呼び、入学時から卒業まで、学科の教員が学生さんを支援していく体制としております。

本学のキャンパスで開催するHIU保護者ミーティングでは、原則としてチュートリアル担当あるいはゼミ担当の担任が個人面談にあたります。本学キャンパス以外が会場の場合にも、可能な範囲で担任が担当しますが、それ以外の所属教員が担当する場合には、事前に学生さんと面談したり、担任と情報共有したりした上で個人面談をしております。面談では、就学や進路に関して保護者の方が疑問に思われている点をご説明したり、大学でのご子女の様子や学年の様子をお話ししますが、時には厳しい内容をお伝えしないといけないこともあります。また、大学へのご意見を頂くこともあります。個人面談は、教員にとって、保護者の方のご子女に対する想いを知ることができたり、大学ではなかなかわからない学生さんの一面を教えて頂けたりと、貴重な機会となっております。また、保護者の方も、「我が子がこれほど成長していたのか」と気づかれることもあるようです。

本年度のHIU保護者ミーティングは終わりましたが、今後も様々な機会を通して、保護者の方と大学との連携を深めていきたいと思います。本学は、将来像である「ともにしあわせになる学び舎」実現のために、様々なひととの交流を通しての学びを重視していきます。保護者の方だけではなく、様々な方の交流を促進し、学生のみならず関係した誰もが成長していく学びの場となるべく、環境整備なども進めてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。